
こんにちは
編集部のイナガワです。
『思考のスイッチ』の著者にして、
バスサイト「街角のクリエイティブ」編集長である
西島知宏さんに、出版について根掘り葉掘り聞かれてしまった
連載企画も今回が最終回。
【連載】普通の人がベストセラーを書く方法
(第3回最終回)でさ、結局ベストセラーってどうやって作るの?
その前に、西島氏の新刊『思考のスイッチ』ですが、
「かなり面白いし、ビジネスで使える要素が満載」
との声を頂戴しております。
そもそも、「ビジネスとアイデアは切っても切れない関係」です。
なぜなら、みなアイデアに困っているからです。
- 事業主 ⇒ビジネスモデルのアイデア、新商品やサービスのアイデア
- 企画 ⇒新商品のサービスプロモーションのアイデア
- PR ⇒自社や商品のブランディング、PRアイデア
- 商品開発 ⇒新商品、新サービスのアイデア
- デザイナー ⇒デザインのアイデア
- 事務 ⇒効率アップの業務フローアイデア、モチベーションアップや人事評価のアイデア
- 作業員 ⇒業務効率アップのアイデア、検品体制の質アップのアイデア
こんな時、あなたならどんな思考をしていくでしょうか?
たとえば、『思考のスイッチ』のなかには、
こんな「お題」が出されています。
お題……「新しい営業手法のアイデア」
さあ、あなたならどんな考えに行き着くでしょうか?
この本では、人生を切り替える思考の公式11を紹介していますが、
そのなかの「ニュースコラボ術」を使って営業すると考えると、
こんな実践的な営業手法が生まれます。
(以下、本文より)
「ニュースコラボ術」は、「流行しているキーワードと『お題』をコラボさせる」というものでした。「流行しているキーワードとコラボした営業」というのは、どういうものでしょうか。まず、この本を書いている2015年12月時点で流行しているものであれば、第2章でも挙げた、●ドローン●セルフィー(自撮り棒)●ウェアラブル(Apple Watch やJINS MEME などのウェアラブル端末)●ルーティーン(ラグビー日本代表五郎丸選手)●トリプルスリー●白紙撤回などがあります。そのほかにも、●チョイ呑み●ペッパー●ふるさと納税などが流行のキーワードでした。そこで、「ルーティーン営業」というのはどうでしょうか。毎日決まった時間に、決まった服装、決まったフレーズで営業に行く。昔は、豆腐屋が来る時間で現在時刻を把握していたなんて話も聞いたことがありますが、それと同じ考え方で、ルーティーンを作ることで相手の生活に自分という存在をすり込むのです。初めは煙たがられるかもしれませんが、持続させることで相手の生活になくてはならない存在になるでしょう。また「チョイ呑み」をくっつければ、「ルーティーンチョイ営業」というアイデアが生まれます。毎日来るけど、1分しかいない。みんなにひと言ずつ声をかけて帰って行く営業がいたら、社内ではその人の話題で持ち切りになるはずです。そして、「今日は決めるぞ」というときには、30分くらい滞在します。「あれ、あの人いつも1分なのに今日は30分もいる。なんだか得した気分」となるわけです。予定調和をあえて作り、それを崩すことで注目されるという「驚き」のある営業手法を生み出すことができますね。
(以上)
こんなアイデアが生まれれば、
自分を思いっきり出せますし、何より印象に残すことができます。
私たちは、「思考し、アイデアを出し、それを実行してみる」
こと以外に、何も生み出せません。
この本、1億円くらいのバリューがありますよ。
さて、最後に出版コラボ企画として、
私が最終回として
「でさ、結局ベストセラーってどうやって作るの?」
というお話をしております。
・ベストセラーの傾向
・ベストセラーの鉄板テーマ
・ベストセラーになりやすいタイトル
・著者の知名度は本の売り上げに寄与するのか?
・2作目を頼みたくなる作家は?
・ベストセラーへの王道コース
などについて語っております。
立ち読みページも開設していますので、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
『思考のスイッチ 〜人生を切り替える11の公式』
(クリエイティブ・ディレクター 西島知宏・著)