フォレストらしくない……?


こんにちは
編集部のイナガワです。

本日は、
フォレスト出版らしくない専門書のご紹介です。
 
もしかしたら、読まれる方がかなり限定されますので、
こちらのブログだけ読んで、
「へえ、こういった分野があるんだ」
「知識として、こういった世界があるんだ」
と感じてもらえばと思います。

さて、いったいテーマは何かというと、
「シナリオ・プランニング」というものです。

現在では、商品にストーリーを持たせようとか、
自身の人生のシナリオを描くとか、
「筋道」をプランニングしていくということが言われますが、
もともと企業の戦略のための意思決定のため
シナリオ・プランニングというものがありました。

シナリオ・プランニングとは、
企業の経営陣や国家の政策立案者などが、
未来に起こりうる「筋書き」を思い描き、
問題解決のパターンを編み出し、
他社や他国よりも少しでも早く、
勝つためのシナリオを実行するための方法論。

かつて、ロイヤル・ダッチ・シェル社が、
このシナリオ・プランニングを活用し、
オイルショックを乗り越え、
しかも莫大な利益を上げることに成功しているのです。

そんなシナリオ・プランニングの理論と実践、
シナリオ事例について述べた 
『戦略のためのシナリオ・プランニング
             〜勝ち残りの思考と意思決定〜』
(ロムロ・W・ガイオソ著/奈良 潤訳)
が出版されました。


9784894516632


著者のロムロ氏は、
ブラジル出身のアメリカの経済学者でビジネス戦略家。
長年、インテルで技術開発部門ファイナンス部長を務め、
計量経済学の予測モデルを構築する仕事をしていました。

現在では、グランド・キャニオン大学、
ウィルキーズ大学ビジネススクールで
教鞭をとっています。

また、『フォーチューン』誌が選ぶ500社の企業の
ビジネスモデルを予測する仕事も委託されています。


RomGayosoPhD2


しかも、ロムロ氏は日本の造詣に深く、
今回、「シナリオ・プランニングと日本の能の関連性」について、
1章分(第7章 シナリオ・プランニングで、
日本が勝ち残るための戦略を考える)
を新たに加筆してくれたくらいです。
 
「シナリオ・プランニングって何だろう?」と、
ちょっと興味を持ってもらえたでしょうか?

でもこの新刊、A5判上製、330ページで
定価も2800円+税と、
勉強するなら本腰を入れなければなりません。
ですから、ここではシナリオ・プランニングを学ぶと
何が得られるのかを、ロムロ氏自身の言葉から引用します。


人には、「過去」「現在」「未来」という、
一つの時間軸の上で三つの異なる現実に生きている。
 
過去の思い出に生きる人もいれば、
現在にこだわって生きる人もいる。
 
しかし、ある程度、
過去と現在を把握することができても、
未来については未知なままである。
 
人というのは、
過去について批判的に考察する能力を持ち、
状況がこの上なく雑音に満ちていても、
一般的に現状を理解することができるものである。
 
しかし、未来を見通すことになると、
人はたいてい何もできなくなる。
 
未来を予測するということは、
思いがけない魔法の産物などではなく、
むしろシナリオ・プランニングと呼ばれる
学問的手法によって可能となりうるのである。


この本を書店で見かけたときは、
「確かにフォレスト出版の本らしくないな」と思いながら、
手に取ってみてください。






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