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こんにちは
編集部のイナガワです。

2015年11月初め、アルマクリエイションズ主催のセミナーのために、
51万部突破のロングセラー
『あなたもいままでの10倍速く本が読める』
の著者、ポール・シーリィ博士が来日しました。
 

【新版】『あなたもいままでの10倍速く本が読める』


そこで、フォレスト出版が突撃取材を敢行。
ポール博士に、フォトリーディングについて
いろいろとお話をうかがいました。



——『あなたもいままでの10倍速く本が読める』が
  日本で発売されて15年以上経ちます。
  今もなお速読法の1つとして多くの方が学ばれています。
  現在、アメリカではどのような速読法があって、
  フォトリーディングはどんな位置づけとなっているのでしょうか?

アメリカの速読法は1940年代に生まれましたが、
実はそれからほとんど進化していません。
というのも、通常の読書法のスピードをいかにアップさせるか
ということだけにしかフォーカスしてこなかったからです。
 
それに比べて、フォトリーディング
読書法のパラダイムをまったく変えてしまうものでした。
ですから、アメリカの速読法としては
最もイノベーションの進んだものとして、
今でも特別な地位にあります。


かつて、アメリカの速読法で流行したのが、
マネジメント協会のマイケル・ベネット博士の著作
『Efficient Reading For Managers』で、
この本は管理職のための効率的な読書法としてベストセラーになりました。
その後、私はベネット博士とともに、彼の2つのテクニックを組み入れて
「フォトリーディング・ホールマインド・システム」を作り上げました。

ですから、アメリカで流行した速読法も
フォトリーディングのシステムが組み入れられているわけです。

ちなみに、私はベネット博士とともに
「Four Powers For Greatness」という本も執筆しました。


——フォトリーディングの際に、
  英語と違って日本の文章はタテ書きですが、
  脳科学的に英語を読む場合と日本語を読む場合の
  違いというものはあるのでしょうか?

神田さんは日本語の長所を最大化するための
フォトリーディング法を検証・開発していく中で、
結果としては英語でも日本語でもまったく問題がないことを証明しました。
日本語というのは、速読する場合は英語よりもとても有利な言語です。
英語のアルファベットに比べて、日本の漢字というのは、
その1文字に含まれる情報が多いからです。

とくに日本人の場合には、フォトリーディングの効果が非常に高い。
なぜならば、日本語の漢字は象形文字なので、
より画像に近い情報処理をしているからです。
 

フォトリーディングの原則の1つに、
「ワード認識の自動化」というものがあります。
 
漢字は1つにたくさんの意味が込められており、
その文字を瞬間的に見ただけで、多くの情報を読み取れる、
つまり、「ワード認識の自動化」がよりしやすい言語なのです。
私が思うに、漢字というのは、それ自体にエネルギーがあって
脳に直接情報が入ってくるようになっていると思います。

また、日本語はカタカナやひらがななど
いろいろな文字を使うことによって得られるメリットもあります。
たとえば、カタカナなどはキーワードとして使われる場合も多く、
それがカッコなどでくくられていると、
言葉の奥にある意味として捉えることができるので、
非常に理解しやすいというのもあります。


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——「ホールマインド・システム」について、
  このシステムの1つが、読書法としてのフォトリーディングだと思いますが、
  加速学習において、時を忘れるほどの集中力など潜在能力を
  引き出すシステムであると考えていいのでしょうか?

そうです。
鍵となっているのは、非常に目的を明確に意識した、
ふだん使っていない脳とのコンタクトです。
 
言い換えれば、ふつうは意識的な処理を行うことによって制限されている
能力というものが、使っていない脳に直接アクセスをするということです。
これが「ホールマインド・システム」の基本となっています。

たとえば、教育関係の方が、こういった能力を子どもの中に読み取っていく
ということをしていってほしいと思っています。


——フォトリーディングは現在、
  どのような進化を遂げているのでしょうか?

かなり進化していますよ。
最も大きな進化は神経生理学(脳生理学)の発達が挙げられます。
1993年に明らかになったのは、
1次視野(視覚情報が脳の高次領域に送られていく仕組み)を使わずに
意識や視覚、知覚といったものを使えるということがわかったことです。
 
これはまさに、以前からフォトリーディングが説明していたことで、
脳科学の研究で明らかになった8年も前のことです。
ですから、何が違うかというと、
脳科学の進歩によってより根拠が明確になったということです。
 

フォトリーディングの実践においても幅が広がりました。
ネット上の情報を速く読むかという部分まで必要になったことです。
ここには、メールをどうやって速く読むかといったことまで含まれます。
 
フォトリーディングが開発された当時は
ネットそのものが存在していませんでしたから。
ネットにより世界の情報量は格段に増えています。
その中で、フォトリーディングの重要性というのもまた、大きくなっているのです。

これまでは情報をどのようにして手に入れるかということが重要でした。
ところが現在は、情報を手に入れる方法はたくさんあります。
 
ですから現在は、その情報を自分の中に
どのように入れていくかという問題が大きくなってきています。
フォトリーディングは、その部分で大きな助けとなるわけです。


——これからの時代に、
  フォトリーディングはどんな役割を果たしていくのでしょうか?

フォトリーディングがビジネスなどにおいて有効なのは、
現在はみなが敷かれたキャリアに沿って生きているのではなくて、
自分でコントロールしていかなければならない時代に必要なスキルだからです。
そうなると、専門知識などを吸収しなければならないという意識が高まってきます。

では、そういった問題解決のために情報をどう取っていくかということになると、
「広く読む」「深く読む」といった2つの方法があります。

たとえば、関連する10冊の本があるとすれば、
10冊をさっとフォトリーディングで読んでしまう。
その中で必要な情報は2冊だったとします。
そうしたら、その2冊を深く読むといったことを、
効率よく、かつストレスなく読むということが可能になります。

ストレスがなくなるというのは、月に20冊も読まなければない本があって、
これまではプレッシャーのもとに何か月もかけて読んでいたものが、
たった一晩でできるようになるということです。
 
20冊をフォトリーディングで1時間で読んで、
本当に必要な情報を抽出できるというのは、
今までに考えられない情報量を特定し、
自分自身の可能性を開くためのツールとなるのです。


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以上、ポール博士にフォトリーディングについてお聞きしました。

フォトリーディングは、15年以上経っても、
ますます重要なスキルであることがわかりました。
『あなたもいままでの10倍速く本が読める』がロングセラーとなっているも、
多くの方にとって必要なスキルを習得するために役に立っているからなのですね。

まだお読みでない方は、ぜひお読みいただきたい本です。


【新版】『あなたもいままでの10倍速く本が読める』


このたび、ポール博士来日に際して、
さらに2冊の本について取材をしております。

次回は、
『「潜在能力」であらゆる問題が解決できる
——あなたの才能を目覚めさせる「ナチュラル・ブリリアンス・モデル」4ステップ』
についておうかがいします。


お楽しみに。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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ブレイン・ジャック