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こんにちは。
フォレスト出版編集部のイナガワです。

二十数年間、下がりに下がり続けた株価も、
これまで日本企業が苦しめられてきた条件がなくなり、
まさに中長期で株式投資を見直せる時代がやってきました。

むろん、手放しで喜べるほど投資は甘くはありません。
世界に起こる様々な出来事もシナリオとして描いておく必要があります。

そんな世界に出現するブラックスワンを提示しながら、
相場のゆくえを予測した新刊が発売されました。


『2016 日本経済 投資のシナリオ』(今井 澂・著)
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著者の今井澂先生は、米ヘッジファンドの情報通で、
名前は明かせませんが、各界の要人もお伺いを立てるほどの人物。
氏の予測は、日本経済や株式相場を知るうえでは必見です。


さて冒頭で、これまで日本企業が苦しめられてきた条件がなくなった
というお話をしました。
それはこれまで、5重苦とも6重苦とも言われていたものです。


まずは「円高」です。
一時期、1ドル76円台というが、
いまや120円台をつけるような状況です。


2つ目は「法人税率」です。
先進国では20%台が常識であるなか、日本は35%。
それが2015年度から31.33%、今後さらに引き下げが見込まれます。


3つ目は「経済連携協定」です。
TPP(環太平洋パートナーシップ)も大筋合意に達し、
しかも、交渉のイニシアティブは日本という、
かつてないほどの出来事と言えます。


4つ目は「エネルギーコスト高」です。
いま原油価格が暴落し、1バーレル40ドルを割っています。
企業負担の軽減は、輸出国日本にとって大きなメリットです。


5つ目は「労働規制」です。
まだ解消されたとは言えませんが、規制が緩和されれば、
労働市場がフレキシブルになり、雇用増大へ向かい始めます。


最後の6つ目は「環境規制」です。
2020年までの温室ガス削減費が緩和され、
企業の環境コストがかなり楽になりました。


結果的に、日本企業は2年連続で利益がプラスに転じています。
こうしたことを考え合わせると、
投資家にとって、企業成長や企業への投資価値を見るなど、
言ってみれば、健全な投資判断ができる状況を迎えたのです。


しかし、グローバル経済のなか、
どこかの国や地域がくしゃみをしたら、世界経済が風邪を引く時代です。
そうした怖いシナリオも、当然、想定しておかなければなりません。

いま、最も危険なシナリオは、
「中国」「ドイツ」にあります。


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本書で詳しく述べていますが、簡単に言うと、
中国は習近平国家主席の独裁体制が強固になればなるほど、
習近平は第2のゴルバチョフになる
つまり、中国は崩壊の道へ向かうというものです。
中国の投資型経済は、少なくとも2年はもつと本書では解説しています。
しかし、それも立ち行かなくなった時にどうなるのかという
シナリオを描いておく必要があります。


また、ドイツの屋台骨を揺るがす可能性があるのが、
2014年、総資産額が世界6位の「ドイチェバンク」です。
実は、ギリシャ危機を含めた欧州問題と
ドイチェバンクは一蓮托生の関係で、巨額な負債を抱えているというのです。
 
つまり、第2のリーマンショックがドイツから
ブラックスワンのごとく出現するかもしれないのです。


こうした困難に一時的な株価の急落はありますが、
それを乗り越えて、日本の株式市場は2019年まで上昇します。

「絶望のうちに生まれた上げ相場は、懐疑のうちに育つ」
という名言がありますが、日本はまさに懐疑のうちに育つ状況がやってきたのです。

ぜひ、この本をお読みいただき、
あなたの「投資のシナリオ」を描いていただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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