――脳科学者が実践する「脳の老化」を防ぐ習慣


『脳が若返る15の習慣』Blog
最近、

「物忘れがひどくなった」
「人の名前がすぐに出てこない」
なんてことはありませんか?

「加齢のせいだから、しょうがない」

そう思いたくなるものです。

しかし、『脳が若返る15の習慣』の著者・飛松省三先生は、
次のように言います。

もし「加齢のせいだから」と思っていたら要注意です。
脳の老化が始まっているかもしれません。そのままにしておくと、
脳の老化はどんどん進んでいき、早い人だと40代からその兆候が出てきます。
S-0135_nou_w179
マジか!?

そう驚く人も少なくないでしょう。

現代人は脳をサボらせている!?

人生100年時代、「健康寿命」というキーワードは、
私たちにとって必須なものになりました。


ただ、健康寿命とひと言で言っても、
いわゆる「カラダの健康寿命」ばかりに意識が向きがちで、
「脳の健康寿命」について意識している人は
そんなに多くないようです。


でも、よく考えれば誰でもわかることですが、
いくら「カラダの健康寿命」を延ばそうと頑張っても、
「脳の健康寿命」を延ばさなければ意味がありません。

しかも、現代は、食事、パソコン・スマホ、運動量など、
昔に比べて生活環境が大きく変わってきています。
それに伴い、脳への負担も変化してきています。

飛松先生は、著書の中で
次のように述べています。

何か記録するにも、昔ならメモを手書きでとっていたものを、
今ならスマホで資料やホワイトボードに書かれているものを写真で記録したり、音声を録音するだけで済みます。
家事もほとんど全自動化が進んでいます。
技術の発展で便利になるにつれて、あまり脳や手を使わなくてもできることが増えています。
つまり、私たち現代人は、昔の人に比べて、脳をサボらせる機会が増えているとも言えます。

飛松先生によると、
脳は、使わないと(働かせないと)、
どんどん退化していき、老化が進むそうです。

ただ、脳を鍛えようと思っても、
ジムに行ったところで、カラダは鍛えられても、
脳を鍛えることはできません。

カラダの健康寿命を延ばすことができても、
脳の健康寿命を延ばすことはできないわけです。

では、どうすれば脳を鍛えられるのか?

飛松先生は、
日常生活の中でちょっとした工夫をするだけで
変わると言います。

飛松先生の著書『脳が若返る15の習慣』では、
脳科学者の飛松先生が実際にやっている
日常生活の中でできる脳を活性化させる習慣を
15本厳選して紹介しているのですが、

その中からここでは、
モノは、親指と、人差し指以外の指でつまむ」という
習慣について取り上げてみます。

モノをつかむときに
使う指を変えるだけで脳は活性化する

私たちは通常、モノをつかむとき、
たとえば、ペンをつかむとき、
最初、どのようにつかむのか、考えてみてください。

おそらく多くの人は、
親指と人差し指を使ってつまむのではないでしょうか?

その指の動きと脳の間には、
密接な関係があるそうです。

赤ちゃんが話せるようになるのは、1歳前後です。生後4カ月頃、「あーあー」「あーうー」といった言葉をしゃべるようになり、生後10カ月頃には、身ぶり、手ぶりが加わり、初めての言葉「ママ」「パパ」などが出ます。
では、小児科医は、言葉をしゃべれない1歳までの赤ちゃんのどこを観察して、正常に発達しているかどうかを診ていると思いますか?
答えは、手のひらや指の動き。
これらを見て、発達の状況を診ているのです。
お子さんをお持ちの方はご存じだと思いますが、だいたい6〜7カ月くらいになると、手のひら全体をグローブのように使ってモノをはさみます。次第に指を1本ずつ使えるようになり、12カ月頃には親指と人差し指でモノをつかめるようになります。
つまり、指の動きと脳の間には密接な関係があるのです。

その関係性がわかりやすくしたものに、
ノーベル医学・生理学賞を受賞したカナダの脳外科医ペンフィールドがまとめた
「ホムンクルス」という脳の場所と体の部位との対応関係図があります。
ホムンクルス
注目してほしいのは、
5本の指と手のひらが占めている割合の大きさ。

運動野は全体の約3分の1を、
感覚野は全体の約4分の1を占めています。

そう、ここでわかるのは、
脳は指先に多くの指令を出しているということです。

脳は、体の各部を動かすだけでなく、体の各部からの刺激を受け、脳そのものも変化するのです。つまり、指を動かせば、脳の中の広い領域を刺激できるわけです。赤ちゃんほどではなくても、大人でも脳は活性化します。
ホムンクルスをよく見ると、運動野は親指のエリアが最も大きく、ついで、人差し指です。私が脳を活性化させるうえでおすすめしている「モノをつまむとき、親指と、人差し指以外の指でつまむ」ことは、普段使われていない脳の運動・感覚野を刺激することになります。

親指と人差し指を使わずにモノをつかむのは難しいので、
あえて人差し指を使わずに

「親指と小指」
「親指と薬指」
「親指と中指」

を使う運動をしてみるといいというわけですね。

普段あまり使わない中指、薬指、小指を使うことにより、
これらの脳の領域が活性化され、より器用な運動ができるようになるそうです。

飛松先生は、
今回ご紹介した「モノは、親指と、人差し指以外の指でつまむ」という習慣以外に、

◎スマホを「非利き手」でいじる
◎運動のテンポに合わせて、かけ声をかける
◎俳句と川柳で「連想記憶」を鍛える


など、脳の老化を防ぎ、若返らせる習慣を、
日常生活の中で行なっているそうです。

いずれも「科学的な効果が認められているもの」だけだそう。

ちなみに、「運動のテンポに合わせて、かけ声をかける」という習慣は、飛松先生が携わっているパーキンソン病患者のリハビリ現場からヒントを得たものだそうです。

これを機会に、あなたも脳科学的なエビデンスに基づいた脳が活性化する習慣を取り入れて、脳の健康寿命を延ばす活動をしてみてくださいね。

S-0135_nou_w179

『脳が若返る15の習慣

(飛松省三・著)

 ※書籍の詳細を見たい方は、
 上の画像をクリック!
 
1位目指してがんばってます!
ポチっと応援お願いいたします!