はじめに より

希望の町からこんにちは

「三つのニューヨークがある」と書いたのは、
いくつも傑作児童文学を残したニューヨークの作家、E.B. ホワイトです。

ニューヨークは三種類の人でできているというのです。

一つ目は
ニューヨークで生まれ育った人。

二つ目は
ニューヨークの外に住んでニューヨークにお金を稼ぎに通勤している人。

三つ目は
ニューヨークに夢を抱いて移り住んで来た人。

そしてニューヨークのエネルギーは、
三つ目の人たちによって生み出されている。

たぶん、ニューヨークに限ったことではないのでしょう。

世界中のどこでも、どの職場でも、どの業界でも、
さらにはどの家族でも、それまでの習慣や常識を超えて、
夢を抱いて行動する人がそのグループに新しい息吹を招き入れ、
動かしていくものでしょう。

今までの場所に希望がもたらされる時にこそ、
そこに新しい時代、人生の次のステージ、再生、といったものが
訪れるのではないでしょうか。

それまでに出来上がっているパターンに染まっていきそうになると、
「だってそういうものじゃない?」というような言葉が出てきます。

「今までだってそうだったでしょう?」
「人生とはそういうもの。仕方がない」
などと続くかもしれません。

その時に、
「でも、できるのじゃない?」
「変えられるのでは?」
と考える人がいると、
確固として不動なものと思い込んでいたものが
新しいものに移り変わっていくのを、
皆で目撃することができるようです。

または、自分はこうしたい!という強い思いや、
とにかく人生を変えたい!と腹の底からのエネルギーを
動かして移ってくる人がいると、
周りが巻き込まれて一緒に変わっていくようです。

ニューヨークは、
そのような人が世界で一番大勢集まっているところかもしれません。
希望が結集しているのです。
毎日、街のどこかで、数々の希望が出会い、融合し、分離し、
細胞分裂を繰り返しながらさらに大きな希望が生まれているような。

ニューヨークはエネルギーの音がする、とよく言われますが、
それは希望が成長していくエキサイティングなプロセスの音なのではないか
と思うことがあります。

わたしはニューヨークで、
希望は、壊れながら進化していくものだということを知りました。

1988 年から暮らしているこの地で、
希望とは、もっと大きな希望を持つためにあるものだと教わりました。

E.B. ホワイトが書いたニューヨークは、1949 年のニューヨーク市のことです。

もしかしたら、マンハッタン島に限ってのことだったかもしれません。

でも今、ニューヨークは広がっています。
ニューヨークの郊外やお隣の州と市内を行き来している大勢の人たちが、
希望に満ちたニューヨーク・マインドを持っています。

その広がりは、とどまるところを知らないようです。

希望は世界中を駆け巡っているように感じます。

日本もまた、そのリーダー・シップを担う仲間に入っているのを
否定する人はいないでしょう。

その発祥地、唯一の発祥地とまでは言わないまでも、
確実に発祥の地の一つであるニューヨークから、
ニューヨーク・マインドが弾はじける音をお届けできたら。

わたしたちが今、どこに向かって羽ばたこうとしているのか、
ご一緒にビジョンを見られたら幸いです。


香咲弥須子



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『マンハッタン・ミラクル! 人生に奇跡を起こすニューヨークの秘密』
(香咲 弥須子・著)

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