はじめに より

もう、「勉強しなさい! 」と言わなくていい!

本書は、『子供が勉強にハマる脳の作り方』と
それを改訂した『子どもが勉強好きになる子育て』(いずれもフォレスト出版)を
マンガで解説したものです。

2冊は脳科学と臨床心理学の知識を活用して、
お子さんが自分から勉強しようと行動することを目指して書き、
おかげさまでご好評いただきました。


最初に宿題をお出しします。

「勉強がよくできる子」とは、どんな子どもをイメージしますか。

この質問を頭の片隅に置いて本書を読んでみてください。

今回のマンガの主人公は、
『マンガでよくわかる 子どもが変わる 怒らない子育て』(フォレスト出版)に
登場した五十里(いかり)みちるさんと、息子の恭介くん。

みちるさんは言うことを聞かない恭介くんにイライラして、
そんな自分に自己嫌悪の毎日でしたが、
「怒らない子育て」によってハッピーな親子関係を築くことができました。

ところが、親子関係はよくなったものの、
暇さえあればネットで動画を観て、
「将来ユーチューバーになる!」と騒ぐ恭介くんに戸惑うみちるさん。

今度は、「子どもが勉強しない」という新たな悩みを抱えているようです。

そんなとき、みちるさんは「たまじい」と呼ばれている脳科学者に出会い、
脳科学をベースにした「子どもが勉強好きになる子育て」を学んでいきます。

出会いがしら、たまじいから
「子どもが勉強好きになるには、勉強を好きになればいい」と言われ、
拍子抜けするみちるさんですが、これは冗談でも何でもありません。

子どもが勉強するようになることは子どもの脳の問題ではなく、
実は、子どもの脳と親の脳の「間(あいだ)」の出来事が問題なのです。

わが子に勉強好きになってほしいと願っている親の行動が、
かえってわが子を勉強から遠ざけてしまっているかもしれません。

残念ながら、子どもの脳が勉強に夢中になるのを
親が邪魔していることもあるのです。

では、どうしたら子どもが勉強好きになるのか。

これが本書でもっともお伝えしたいことですが、
その前に覚えておいてほしいことがあります。

それは、そもそも子どもは
親から何かを言われるのがイヤだということです。

ムカつく理由はわからないけれど、
なぜだか親には反発したくなる。

親でも先生でも、世の中でも、
言われていることが正当であればあるほど
ムカつくものなのです。

みなさんも子どもの頃、
親に「勉強しなさい」と言われれば言われるほど、
勉強する気が失せた体験をおもちではないですか。

親から「勉強頑張って!」とエールを送られても、
教科書や机がどんどん遠くなっていったことはなかったでしょうか。

それが「勉強」を間にはさんだときの、
平均的な、そして健全な親と子の関係です。

この親子関係をぶち破る1つのキーは、
あなた自身が勉強を好きになること。

親が「勉強は楽しい」というお手本を見せ、
子ども以上に勉強したいという気持ちをもつことです。

「うちの子がちっとも勉強しません。
 どうすれば勉強するようになるでしょうか?」

「子どもを勉強好きにするには?」

こうしたご質問に対してお答えしていくのが本書の使命ですが、
すでに回答の1つは示しています。

勉強は楽しいと、あなた自身が本気で思うことです。

勉強は楽しい! ものすごく楽しい!

そう思えないようなら、
子どもに「勉強しなさい」と言うのは控えましょう。


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『マンガでよくわかる 子どもが勉強好きになる子育て』
(篠原菊紀・著) 

 
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