はじめに

「どんなに強い意志力をもっても、どうしても朝が起きられない」
「自分だけ重力が人より10倍かかっているように体が重苦しい」
「今までできていたことができない絶望感」
「何もかもを悲観し、自分を責めてしまう」
「誰にもわかってもらえない孤独感」
「理解されずに人が離れていく悲しさ」


希望がなくなり、
存在を消したくなるところまで追い詰められたボロボロの心。

私はそんな絶望の谷底から生還してきたひとりです。


「うつ」は、本人以外には、その苦しみはわかりません。

でも、大丈夫。

どんなに苦しくても、
うつ、心の不調はかならずよくなります。


当時の私は必死で助けを求め、
西洋医療だけではなく、東洋医療、代替療法まで、
数え切れないくらいの専門家のドアを叩きました。

本もたくさん読みました。

しかし、人によって言うことがまるで違うし、
それぞれが批判しあっているので、
混乱するばかりでした。

治らないかもしれない絶望の中で、
頼れる人が見つからず、
情報ばかりが溢れて余計に苦しくなりました。

結局、誰ひとり、
正解を教えてくれた人はいませんでした。

そこで、自分自身を実験台にして、
年単位でひとつひとつ、
根気強くあらゆることを試していったのです。

回復する過程で、
明らかとなってきたことがあります。

まず、長年取り組んできた音楽療法が、
心と体の架け橋になり、
心の不調をやわらげてくれる心強いサポーターになることを、
改めて強く再認識したのでした。

目に見えない音楽には、
同じく目に見えない心に働きかけて、
あなたをサポートする力があるのです。

そして、心の回復には、
体のアプローチ、心のアプローチの両方が大切で、
多角的にバランスよく取り組めば、
うつや心の不調から抜け出せる。

ついにそうわかったのは、
自分の経験を通してでした。

心の不調が治らない人は、
そのバランスが偏っているのです。
 

本書では、
私が暗闇でもがきながら、症状を回復させていく中で見つけてきた、
確かに効果のあった方法だけを、
心と体の両方の側面からご紹介しています。

そして付属音源「ピアノセラピー」が、
今そばにわかってくれる人、頼れる人がいなくても、
あなたに寄り添い、隣で支える伴走者になってくれます。

うつ、心の不調からの回復において、
私はずいぶん遠回りをしました。

ただでさえ苦しいのに、
遠回りによってさらに苦しむ時間が増えました。

みなさんには同じ思いをしてほしくありません。

本書を通して、回復のためのヒントを具体的に示します。

暗闇を照らし、
あなたを出口へと導く目印になるよう、
この本を作りました。


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『聴くだけうつぬけ』
(橋本翔太・著) 

 
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