人間の意識には「顕在意識」「潜在意識」
そして「メタ無意識」がある

心理学的にいうと、
人にはまず五感情報があり、
その次に無意識、そして潜在意識、
最後に顕在意識があります。

仝穏澎媼
もっとも表面的なのは顕在意識です。
顕在意識は、人が理性で考えるときに使われる意識で、
会話や思考、計算など、日常生活を送るのに使われ、
私たちが容易に知覚できる領域です。

∪在意識
その奥にある潜在意識は、
私たちが知覚することのできない領域です。
眠っているとき、没我状態の時、
ぼーっとしているときに活性化される意識であり、
顕在意識に大きな影響を与えています。

しかしここで、私にとって長年疑問がありました。

「では、何が、
潜在意識に固有の感情や信念、
思考を作らせてしまうのだろうか」

やがて、潜在意識の奥にはさらに何層かあり、
それが潜在意識に影響を与えていると気づきました。

それが無意識だったのです。


潜在意識を入れる器が「メタ無意識」

さらに無意識の奥には五感情報があります。

五感情報とは、
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚を通して、
外部の情報が「なんとなく」という感覚として保存されている、
整理されていない生の情報です。

無意識と潜在意識は混同されがちですが、
同じものではありません。

そこで私は「無意識」に、
「超えたところの」という意味である
「メタ」という言葉をつけて「メタ無意識」と名付け、
潜在意識から離れた存在として使い始めました。

メタ無意識は、潜在意識を入れる器みたいなものです。
器次第で見え方が変わってしまうのです。

コカ・コーラを普通のコップに入れれば
コップの形に見えますが、
ミッキーマウスの形のグラスに入っていたら
ミッキーマウスの形に見えます。

中身は同じでも入れ物が違えば、
見え方は変わってきます。

この器(=メタ無意識)こそが、
人生の中のさまざまな現実を作り出す思考などの
前提となる「形・器」なのです。


「メタ無意識」はあなたの目に
見えない看板になる

誰もが「私はこういう人だ」という
見えない看板を背負っていて、
それが実際に本人の現実に影響を与えています。

……私がそう言っても、
信じられないという人もいるかもしれませんね。


あるスピリチュアル・カウンセラーのケース

私は、対人支援や経営のスキルを
参加型のセミナー形式で提供する
「シークレット・スライト・オブ・ランゲージ」
というプログラムを開催しています。

コース料は決して安くはありません。
あえて高額に設定しています。

なぜなら、本気で変わりたいと
決意した人だけに参加してほしいからです。

そこに最近スピリチュアル・カウンセラーの方が参加してくれました。

そのころの彼の売上は月20万円ほどで、
スピリチュアル業界にありがちな、
あまり売れていない状態です。

起死回生をはかり、
なけなしのお金をはたいて
私のプログラムに参加してくれました。

無事卒業した彼は、
早速SNSのライブ配信システムを使って、
オンライン上で1回2時間5万円の
プログラムを売り出すことにしました。

その結果、1日に80人、
つまり400万円をいきなり売り上げたのです。

プログラムの内容は、壁を背景に、
淡々とスピリチュアルのことについてしゃべっているだけで、
何も特別変わったことはやっていませんでした。

では彼は何をしたのでしょうか。


「前提」を変えると現実が変わり始める!

もともと彼は喘息持ちで、
普段から咳がひどい状態でした。

咳というのは、喉まで出かかっているのに
言っていないことがあるときの身体表現です。

そこで私は彼にこう尋ねました。
「これまで何か誰にも言っていないことがありますか?」

すると彼の記憶のなかから母親との関係が出てきて、
「幼いころもっと愛してほしかったのにかまってもらえなかった」
という思いが出てきました。

そして「いかに母親の気を惹くか」ということに
30年間も費やしてきたことに気づいたのです。
 
「なんてバカバカしいことをやってきたんだろう。いい大人なのに」

そう思った彼は、母親の気を惹くためではなく
「自分は世の中にスピリチュアルなものの価値をもたらしたいんだ」
という思いがあることに気づき、そのために動きだしたのです。

新たな意識で、
行動の前提を切り替えてウェブセミナーを開催したところ
大成功を収め、その後も東京、大阪、福岡で説明会もして、
何十人も人が集まり始めているというのです。

たまたま彼には、
スピリチュアルなことをやりたいという思いがありました。

でもこれまでは
「お母さんというひとりの人の気を惹くためにやる」
という看板でした。

それに気づいてから、シンプルに
「私は、世の中の人を相手にしていく」
という看板に掛け替えたのです。

メタ無意識の焦点をどこに当てるのか、
気づいて、変えただけ。

このように自分の前提、背景を変えると、
受け手の印象がガラリと変わります。

そして本人に変わった意識がなくても、
現実が変わり始めます。

これがメタ無意識のおもしろいところで、
メタ無意識の形に合うように現実が加工されていくのです。
すごい無意識
 『なぜかうまくいく人のすごい無意識』
(梯谷幸司・著)

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