はじめに

―「身口意」の法則とは

私は密教の行者であり風水師として活動し、
セミナーや個人カウンセリングなどをしています。

密教といえば、多くの人が
弘法大師・空海を思い浮かべるかと思います。

約1200年以上前に一介の僧侶だった空海が
唐からその考えを持ち帰り、流布したことで知られています。

そもそも密教とは何か?
一言で言えば、仏教の中でも言葉では伝えられない秘密の教えのこと。

その中で最も重要なもののひとつが、
本書の書名でもある、「身口意(しんくい)」の法則です。

「身口意」をわかりやすく言えば、
「身」……やっていること(行動)
「口」……言っていること(言葉・思考)
「意」……思っていること(心・意識・フォーカス)
です。

身口意の3つが揃っていれば、
自分がやろうとしたことが成し遂げられる。

逆に、身口意がバラバラになっていれば
失敗するというシンプルな法則です。

このあと詳しく書いていきますが、
人生がうまくいかないのは、
身口意がバラバラであるためにうまくいかないのです。

・ 自分を変えたいと言いながら(口)、
 心の中で変化を怖がり(意)、
 新しい行動をしようとしない(身)

・ 痩せたいと言いながら(口)、
 心の中でダイエットは辛いと思い(意)、
 好きなものを食べて運動もほとんどしない(身)

つまり、
やっていること、口にしていること、
思っていることがバラバラなのです。

逆に身口意が一致していればどうでしょうか。

・ 新しい理想の自分が言う言葉を口にし(口)、
 心の中で新しい理想の自分をイメージできていて(意)、
 新しい理想の自分がやるべき行動を続けている(身)

・ 痩せることを公言し(口)、
 心の中で本氣で痩せたいと思いながらダイエット後の自分の姿をイメージし(意)、
 食事の見直しや運動を重ねている(身)

身口意を一致させることができるだけで、
心で望んだこと、頭で考えたことが自然と実現するのです。


空海が教えてくれた身口意の秘密

密教の中心的な修行に
「三密修行」というものがありますが、
この三密というのがまさに身口意のことです。

人間の選択や決断は、
身口意でシンプルに分けることができます。

ただし、密教以外の仏教では
身口意を煩ぼ悩の源泉と考え、
「三業」と呼び、ネガティブなものとして捉えていました。

たとえば、
身業……楽をしたい、異性と交わりたいといった身体的な快楽など
口業……嘘をつく、悪口を言う、自慢話や噂話を吹聴するなど
意業……ズルをしようとする心など

しかし、密教では、
これら煩悩の源泉を受け入れ、行を重ねることで、
「三業」を「三密」(身密、口密、意密)に変え、
仏の加護を得て仏になれると説いたのです。

もっとわかりやすく言えば、
身口意をひとつにすればあらゆる
「こうなりたい」
「これがほしい」
といった願いは成就する、ということなのです。


あなたの現実は、すべて「身口意」によって形づくられる

身口意を一致させるとなぜ、願いが成就するのか?

それは、今の現実は、あなたが重ねてきた
「身口意」の通りになっているからです。

あなたの身口意は、
実は多くが自分で意識的に選んだものではありません。

自分で心に思い、言葉を話し、行動しているにもかかわらず、
その身口意の選択はほとんどが無意識に動かされています。

実は、無意識の習慣が、
今のあなたの現実をつくっているのです。

この無意識の習慣になっている「現在の身口意」を捉え、
「新しい身口意」を意識的につくっていくことで、
あなた自身の心と思考・言葉、行動は変化していきます。

それが新しい無意識の習慣になれば、
それが新しい自分と現実をつくることになります。

本書では、自分の無意識を捉え、
新しい身口意のつくり方をご紹介していきます。

空海が伝えてくれた秘密の教えを手にすることで、
自分を変えることはもちろん、
人生の流れもいいものに変えることができるようになります。

本書があなたの人生の可能性を開花させるヒントになれば、
著者としてこれほど嬉しいことはありません。

種市勝覺
自分を変える「身口意」の法則
『自分を変える「身口意」の法則』
(種市勝覺・著)

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