第1章
「強い人」の新定義

「激動の時代」を生き抜くために必要なこと

変動性、不確実性、複雑さ、曖昧さの頭文字からなる
「VUCA(ブーカ)の時代」と言われるように、
世の中は今、凄まじい勢いで変化をしています。

政治面を見れば米国でのトランプ政権の誕生や
欧州における英国のEU脱退など、知識層からすれば
「ありえない」と思われていたことが実際に起きました。

産業構造の変化の一例を挙げれば、
ECがもたらす小売業界や物流業界へのインパクトや、
新興国の台頭による国内製造業の衰退などがあるでしょう。

金融・経済面はフィンテックが猛威を振るい、
無国籍の仮想通貨の登場やメルカリ、
airbnb などにみるシェアリングエコノミーの拡大、

そして日本経済のハブを担いながら
圧倒的な強者であり続けた
メガバンクの大規模なリストラなども起きています。

働き方も大きく変わりつつあります。

副業・兼業の容認やワークライフバランス、
人権意識の浸透。

さらに、雇用の流動化やフリーランスへのシフトなど、
かつて日本の高度経済成長を支えた終身雇用制度は
終焉を迎えつつあります。

わずか10年前に登場したスマホ
生活面に与えた影響力も著しく、
情報との接し方や
コミュニケーションのあり方などが劇的に変わりました。

こうした変化は今後、
AIやロボット技術の性能向上とコモディティ化によって
もっとサイクルがはやくなり、
1回の変化量も増大していくことでしょう。

同時に、日本は
超高齢化社会と人口減少という難題を抱えています。

人は歴史から学ぶことが常ですが、
人口の3割近くが65歳以上になるような社会は、
人類が一度も経験したことはありません。

それに伴い、社会保障のあり方も
抜本的に変わることでしょう。

私はここで激動の時代に入ったことを
憂うつもりも賛美するつもりもありません。

ましてや、未来学者のように10年後、
20年後の社会を描くつもりもありません。

しかし、さまざまな領域において
私たちが今まで常識だと思っていたことが
覆る場面が増えていること、

そして、今後も増えていくことを
否定する人はまずいないでしょう。

私が唯一気になることは、
先行きが不透明で変化の激しい時代を
どう生きれば最も確実に幸せに近づけるのか、
ということのみ。

そして、それは何度考えても、
どんな環境に置かれても動じることなく、
柔軟に自己変容しながら
アジャストしていくことだと思うのです。
自分を強くする
 『自分を強くする』
(横山信弘・著)

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