まずは覚えておきたい3つの登場人物

KPIについての全体像を図で説明しましょう。
主要登場人物は次の3つ。

KGI(Key Goal Indicator)=最終的な目標数値
CSF(Critical Success Factor)=最重要プロセス
KPI(Key Performance Indicator)=最重要プロセスの目標数値

主要登場人物の位置づけ
上の図の左右は時間軸を表しています。
左端は「現在」あるいは、「期初」
そして右側が「未来」あるいは「期末」を表しています。

つまり、左側から右側に向かって
時間が流れていきます。

ちょうどゴールのマークがあるところが、
「期末」のタイミングですね。

会社によって半年後だとか1年後のことです。

ゴールの横にKGIがあります。
主要登場人物の1つめです。
 
KGIはKey Goal Indicator の略で、
最終的に期末に到達したい最も重要な数値目標のことです。

一般的には、企業全体であれば
利益などの数値目標がそれにあたります。

営業組織であれば売上目標数値などが、
あるいは事業開発であればユーザ数などの目標数値などが
KGIにあたります。
 
KGIは期末終了時に到達したいゴールの数値のことです。

わざわざゴールの話から始めているのは、
しばしば関係者間でこのゴールの認識が
ずれていることがあるからです。


関係者間でゴールの認識がずれるのはなぜか?

ゴールの認識がずれるのは2カ所で起きがちです。
 
1つめは、そもそもゴールそのものがずれるケース。

つまり目指しているものが何なのかがずれるケースです。
例えば、私たちの最終ゴールは利益なのか、売上なのか、
ユーザ数なのかが関係者間でずれているのです。

この状態を旅行でたとえることがあります。

ゴールは、旅行でいうところの「行き先」です。

フランスに行くのか、ハワイに行くのか、
はたまた国内で福岡に行くのか、福島に行くのか、
行き先が違っていたら、旅行計画は作れません。

信じられないかもしれませんが、
実際の旅行計画で行き先が違うケースはまれですが、
ビジネスのゴールについては、
関係者間で確認していないケースが少なくありません。

もう1つは、数値がずれるケースです。

同じゴール、例えば「ゴールは利益」と
合意を得られていたとしても、
利益目標数値が異なることがあるのです。

特に最低限の目標数値と、
可能であれば目指したい目標数値などがある場合は、
要注意です。

これも旅行にたとえると、
旅行日程が異なるケースです。

5泊なのか6泊なのか、
あるいは予算などがずれるケースです。

関係者間で旅行費用のみで考えている人と
現地でのコストも含んで考えているケースなどです。
 
2つのずれをなくすためには、当たり前ですが、
関係者間で事前に確認することが必要です。

ゴールと数値目標。

旅行にたとえると、行き先と旅行日程、
あるいは予算を確認して合意を取る必要があります。

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