目標(ゴール)が見えていないと始まらない
そもそも、なぜ目標を設定するのか?

あなたは
「目標設定したら達成しなきゃ」と、
達成することがもっとも重要なことだと
思っていないでしょうか。

もちろん、
達成できないのは嫌だし、
失敗は避けたいでしょう。

だからこそ、
心の中では実現したい夢や理想、
目標があったとしても、

無意識に
「目標設定したくない」と思っていたり、
「目標設定はしない」と決めていたりするかもしれません。

でも、それは間違いです。

私は、目標設定し、
それが実現できるかは
実は重要ではないと考えています。

もちろん夢をかなえたいから、
目標を達成したいからこそ、目標を立てるものです。

では、どういうことか?

目標を設定する目的は、
「今」のあなたの行動を変えるためにあると考えています。

目標を達成する
―つまり、理想の未来を実現する―ために、
「今」あなたがどう行動したらいいのかを
浮き彫りにすることで、現実が動き出すのです。

これこそが目標を達成する以上に、
重要なことなのです。

目的地を決めると、
「では次に何をするのか」
「どう行動するのか」
が決まります。

旅行でいえば、行き先次第で、
どんな手段を使うかが決まるようなイメージです。

あなたが東京にいるとして、
行き先が北海道なのか? 
沖縄なのか? 
はたまた大阪なのか? 

それが決まれば、飛行機を使うのか、
新幹線なのか自動車なのか、
どんな手段を使えばいいのかが決まりますよね。

すると、
その次にチケットを予約するのか、
移動を開始するのかを考え始めるでしょう。

このように、
目標を決めることで、
「今」何をするのかが変わるのです。

その「今」に影響を与えることが
目標設定の真の目的だといえます。


散歩のついでに富士山に登った人はいない

「散歩のついでに富士山に登った人はいない」
という言葉があります。

これは、簡単に言えば、
「目標なく漫然と歩いていては、何事も達成できない」
という意味です。

なんとなく毎日を過ごしていて、
「いつか」「何か」を達成できたらいいなあ、
なんて考えていても、何も実現することはできません。

目的地がないから、何も変わらないのです。

あなたが、
「どんな人生を送りたいのか」
という目的地さえ明確になれば、
あなたは何者にでもなることができます。

私も40歳を過ぎてこれからの人生を考えたときに、
何者にもなれそうにない自分に焦ってばかりいました。

しかし、
「自分が何者になるのか」が明確になってからは、
「今」何をすべきなのかがハッキリと見えてきたのです。

「今」の行動を積み重ねた先にあるのが未来。

つまり目標達成した、
もしくは目標に近づいている状態です。

理想の未来をつくるのは「今」の行動しかありません。

ベストセラー『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)にも、
「人生は連続する刹那である」という言葉があります。

語弊を承知で言えば、
「今が未来そのものだ」ということです。

人は「いつか」や「そのうち」
「明日」「今日」に生きているわけではありません。

人が生きることができるのは「今」この瞬間だけ。

つまり、
今を変えることでしか、
未来は変えられないのです。

そして、今を変える第一歩が
「夢・目標」という目的地をかかげることなのです。


「今」に変化を起こせ!

あなたがそれでも
「やっぱり達成しないとダメでしょ」
「達成できない自分はダメだ」
なんて思っているとしたら、そうではありません。

「人生で大切なことは何か?」と問われたら、
私は「変化し続けること」だと答えます。

かつて、
米国IBMを再建したルイス・ガースナー氏が
イギリスの生物学者チャールズ・ダーウィンの
『種の起源』の一節として引用したと言われる言葉があります。

「もっとも強い者が生き残るのではなく、
もっとも賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である」

実は『種の起源』には
このような言葉はなかったというオチがあるようなのですが、
「ビジネスの世界を実に見事に言い当てた警句く」ということで
使われている言葉です。

あなたも一度は耳にしたことがあるでしょう。

そもそも、私たちが生きている世界は、
「エントロピー増大の法則」に従って、
常に秩序から無秩序の方向に進むという
物理学の理論があります。

たとえば、
部屋はそのままにしておくとだんだん乱雑になり、
勝手に整理されることはありえません。

何もしないと離散的になり、
劣化が進むというイメージです。

つまり、私たちそのものも
常に劣化が進んでいるということです。

肉体はまさにそうですし、
思考やスキルもそうでしょう。

何もしないということは、
変化し続ける人がいる以上、
相対的に劣化し続けているということになります。

だからこそ、
理想の未来を手にしたいなら、
今を変え続けることが大切なのです。

変化し続けるということが成長なのです。

成長とは、
昨日よりも変化したことを実感することにほかなりません。

つまり、人生で大切なことは、
何かを達成することそのものではなく、
その理想の未来に向けて、
日々成長し続けているかどうかなのです。

私自身、20代から30代にかけては、
仕事は一生懸命やるけど、
いつも目標が達成できないダメな自分にばかり意識が向き、
自信がないという人生でしたが、

「いつでも今が過去最高! Update myself everyday!」
という価値観を明確にしてからは、

目標未達であってもそこから何を学び、
気づき、どれだけ自分が成長したか、
さらにはこれからどう成長に活かすことができるのか、
ということに目を向けることができるようになりました。

その結果、今では自信があるとかないとかは
そもそも関係ない状態で、
毎日を過ごすことができるようになりました。

さあ、あなたの人生の目標を設定して、
「今」を変えていくことで、
成長し続ける人生の第一歩としてください。

最短で目標を達成する! PDCAノート
最短で目標を達成する! PDCAノート
(岡村拓朗・著)


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