同じ時間をかけて同じ問題集を解いているのに、
成果が違うのはなぜ?

「なぜ、あの人はあんなに勉強がデキるんだろう?」
そんなことを感じたことはありませんか?

同じ授業を受けて、同じ時間をかけて、
同じ問題集を解いているはずなのに、
目に見える成果はまるで違う……。

できることなら、自分もあの人と同じように、
より少ない時間で効率的に勉強がしたい!

本書を手に取ってくださったあなたなら、
このような願望を少なからずお持ちのはずです。

その気持ち、とてもよくわかります。

できることなら、
少ない時間で最大限の勉強の成果を上げたいですよね。

では、勉強がデキる人とそうでない人の違いは、
いったいどこから生まれるのでしょうか?

生まれ持った地頭の良さでしょうか?
良い先生や教材に恵まれているからでしょうか?
それとも、勉強のやり方に違いがあるのでしょうか?

たしかに、これらどれもが正解だと思います。

しかし、私は、こう考えています。

勉強がデキる人とそうでない人の違い。

それは、
「自分の脳に合った勉強法をしているかどうか」
だと。

自分の脳に合った勉強法を取り入れている人は、
少ない時間で最大限の成果を上げることができます。

逆に、
自分の脳に合っていない勉強法をいくら続けたところで、
思うような成果を上げることはできません。

私は、コンサルティングやセミナーなどで、
年間500名以上の受講生の方とお会いします。

その受講生の中には、
学んだことをすぐに実践して成果につなげることができる人もいれば、
なかなか結果の出ない人もいます。

この仕事を始めた当初は、
両者の違いがどこから生まれているのか、
見当もつきませんでした。

しかし、結果の出る受講生と
そうでない受講生の違いを注意深く観察しているうちに、

その違いが
「自分の脳に合った勉強や学び方をしているかどうか」
であることに気づいたのです。

まずは、そのキッカケとなったエピソードをご紹介したいと思います。


自分の脳に合った勉強をしていたKさん、
他人の真似ばかりしていたNさん

あるとき、私のセミナーに参加してくれた
KさんとNさんという男性がいました。

この2人は、年齢も近く、
お互いをいい意味でライバル視しながら切磋琢磨して
学んでいたのですが、その結果には大きな違いが見られました。
 
Kさんは、
セミナーで学んだことをすぐに自分のものとして実践し、
自分の成果へとつなげていきました。

Kさんは会社経営をしている経営者でしたので、
セミナーで学んだ内容を自社の社員育成に活用して、
ぐんぐんと売上を伸ばしていました。

過去最高益にも到達したと、喜んで報告も受けました。

しかし、
一方のNさんは、なかなか思うような成果が出ません。
セミナーでの最中は必死に学び、
終わった後もきちんと振り返りをしているのですが、
それでもなかなか結果には表れないのです。

具体的な行動に移せなかったり、
行動を起こしても中途半端で終わってしまったり。

要因はさまざまでしたが、
いわゆる伸び悩みの状態が続いていました。

そんな状況を見ていて、
Nさんをなんとか支援したいと思った私は、
あることを思いつきます。

成果の出ているKさんに、
その秘訣をインタビューしてみようと考えたのです。

「どのような学び方や考え方をしたから、
ここまでの成果が出せるようになったのか?」
 
Kさん本人に直接インタビューをしてみることにしたのです。

すると、Kさんは次のように答えてくれました。

「小沼さん、私は自分に合った学び方をなんとなくわかっているんです。
 だから、セミナーで学んだ内容をすぐに実践して
 結果につなげることができているんだと思います。

 セミナーの内容を自分のものにすることができている、
 とでも言いましょうか。

 例えば私の場合は、
 雨の音をイヤホンで聞きながら勉強や仕事に取り組むと、
 ものすごく集中できるんです。

 音楽を聞いてもまったく集中できないのですが、
 雨の音だけは私の集中力を最大限に高めてくれるのです。

 そのことがわかっているので、
 仕事で集中したいときや、セミナーの内容を振り返りながら
 ブレインストーミングをするときには、
 いつも雨の音を聞きながら振り返りをしています。

 そうすると、次々と自社の事業を伸ばすための
 具体的なアイデアが浮かんでくるのです」

このように、
「どのようにしたら、自分が集中できるか」ということを、
Kさんは見事に自覚していたのです。

一方、私はNさんにも同じようにインタビューをしてみました。

しかし、Nさん自身は、
Kさんのような勉強法を確立していませんでした。

「これまでも、何度か効率的な勉強法を試みてはきました。
 音楽を聞きながらやると集中できると聞いたときも、
 すぐに実践してみました。

 けれど、音楽を聞きながらやると、
 逆に集中できずに思考が止まってしまうんです。

 別の方法も試しました。

 座りながらではなく、
 立ちながら勉強すると頭が冴えやすいという話も聞いたので、
 それも実践してみました。

 しかし、それでも集中力が続くことはなく、
 結局は何をやってもダメなのです。

 小沼さん、やはり私には能力がないのでしょうか……」
 
Nさんは、私のインタビューに対してこのように答えました。

そこで私は、
この2人へのインタビュー内容からあることに気づいたのです。

つまり、Kさんは自分に合った勉強法を自覚して実践しており、
きちんと成果につなげています。

一方のNさんは、
他人が良いと言っている勉強法の真似をしているばかりで、
本当の意味で自分にとって効果的な勉強法が確立できていないのです。


最短で最高の成果を出す勉強法

このエピソードが、私にある仮説をもたらしました。

「そうか、成果が出る人とそうでない人の大きな違いは、
自分の脳に合った学び方をしているかどうかなのか!」

成果が出る人は、
自分にとって効果的な勉強法や学び方を確立していて、
それを着実に実践しているから、
大きな成果につなげることができているのです。

一方、成果が出ずに苦しんでいる人ほど、
他の人が推奨しているノウハウを必死に学びとり、
それを繰り返しています。

しかし、それが自分に合っていなければ、
結局は結果につながりません。

結果が出ないので、
また同じように新たなノウハウを学ぶという
負のスパイラルへと突入する。

こんなことを繰り返しているので、
なかなか成果が出ません。

それから私は、
コンサルティングやセミナー受講生に会うたびに、
その人がどのような学び方をしているかに興味を持ち、
注意深く観察をしてきました。

その過程の中で、
「成果が出る人は、自分の脳に合った勉強法をしている」
という思いは確信に変わりました。

逆に、なかなか成果の出ない人ほど、
自分の脳の特性やパターンもわからないまま、
他人の真似ばかりをして勉強や学びを繰り返していることも
同時に痛感しました。

本書では、
できるだけ少ない時間で最大限の成果を出すための、
自分の脳に合った勉強法をどのように身につければいいのかについて、
ステップバイステップでお伝えしていきます。

自分の脳に合った勉強法を実践していれば、
勉強での成果は飛躍的に向上します。

ぜひ、楽しみに読み進めてください。

自分の脳に合った勉強法
自分の脳に合った勉強法
(小沼勢矢・著)


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