豊かさの本質を知る

お金と感情の秘密について学んでいく時には、
「豊かさ」に対するイメージが鍵になります。

あなたが豊かさを感じるシチュエーションを、
自由に思い浮かべてください。

一切の制限がないとしたら、
あなたはどんな豊かさを体験したいですか?

自然のなかでボーッとしたい。
好きな音楽を聴いて、家でくつろいでいたい。
お気に入りの温泉に入りたい。
家族みんなが笑顔で、楽しく食事をしたい。
大好きな人と一緒に過ごしたい。
海外旅行に行きたい。

さまざまなものが思いつくと思いますが、
ここで注目して欲しいのは、

豊かさを感じるシチュエーションには
お金がかかるものと、かからないものがある
ということです。

たとえば、
自然のなかでボーッとするのにお金は必要ありません。

好きな音楽を聴いて、家でくつろぐこともそうです。

お気に入りの温泉を楽しむには、
数千円程度のお金が必要かもしれません。

家族みんなが笑顔で楽しく食事をするには、
どんな食事をするかによって必要な金額が変わりそうですね。 

大好きな人と一緒に過ごす、
海外旅行に行くというのも、
何をどこでするのかによって違ってくると思います。

ここであなたに気づいて欲しいのは、
豊かさを感じるためには、
必ずしもお金が必要ではないということです。

なぜなら、豊かさとは心の状態だからです。  

この豊かさの捉え方によって、
あなたはお金の本質が感情であることを
経験していくことができます。

たとえば、高級時計の代名詞である
ロレックスの時計が欲しいと思っている人は、 
ロレックスの時計そのものが欲しいわけではありません。 

ロレックスの時計を身につけている時の感情が欲しいのです。

時計の機能である「時間を知る」ためなら、
スマホや1000円程度の時計でも充分なのに、
なぜロレックスが欲しいのでしょうか。

それは、
「ロレックスの時計を身につけることでしか得られない感情がある」
と本人が思っているからです。

このように私たちは、
自分が欲しい感情を得ることができそうなものにお金を払う、
無意識の習慣を持っています。

高級な車に乗りたい、いい家に住みたい、というのも同じ原理です。

高級車に乗ることや、いい家に住むことで得られる
(と本人が思っている)感情のために、
私たちはお金を欲し、無意識にお金を使っています。

このことに気づくと、お金と感情の関係が段々と見えてきます。

ここで着目したいのは、ものの価値とは、
絶対的なものではなく相対的なものなので、
人によってまったく違うということです。

「ロレックスを買うくらいなら、家族旅行に行きたい」
「美味しいものを食べたい」
「新規事業の運転資金にしたい」など、
人によって欲しい感情(ニーズ)は、さまざまです。

自分の感情が大きく揺れ動くほどロレックスを愛している人もいれば、
「時計に数 百万円も払って何になるんだ」という価値観の人もいます。  

あなたの豊かさは、あなた自身が決めるものです。

あなたがお金を通じて欲しいと思っているもののさらに奥にある、
「本当に欲して いる感情」に気づくことができれば、
豊かさや欲しい感情を得る方法が、
この世界にはたくさん存在していることがわかります。 

「お金がなければできないことがある」
「お金がなければ幸せになれない」

という思い込みから抜け出し、
自分が得たい感情を得るポイントを知れば、
お金の有無にかかわらず、
いつでもどこでも豊かさを感じることができるのです。  

お金の力に頼った豊かさは、
本質的に見ると、お金に依存しています。

お金があったら幸せ、なかったら不幸では、
いつまで経ってもいくら稼いでも、
常にお金の不安から抜け出すことはできません。

あなたにとって、真の幸せ、真の豊かさとは何でしょうか?

あなたが欲しているのはお金そのものではなく、
お金を通じて得ることのできる幸せ、豊かさ、
充足感、安心などの感情だと気づくことはできましたか?


お金の正体

人は無意識に、
自分が欲している感情を得るためにお金を使っています。 

今まさに、あなたが本書を読んで勉強しているのも、
お金について学ぶことで自信を持ちたい、
安心感が欲しい、会社の売上を上げて成功したいなど、
欲しい感情を得るためです。

お金持ちの1つの目安としてよく言われる
「年収1000万円になりたい」という目標も、
あくまで表面的なものであり、

年収1000万円になったら
「こんなことができる、こんな気持ちになれる
という感情が欲しくて年収1000万円を目指している」
というのが本書における、お金の見方です。  

お金を通じて得たいと思っている感情を
丁寧に観察していくと、あなたや、あなたの、
周りの人のお金の定義、つまり、
お金をどう捉えているかがよくわかります。

不安を解消したい、人に勝ちたい、
人よりも目立ちたい、安心したい、認められたいなど、
人は無意識にお金に対して、さまざまな感情を意味づけています。

人は、自分の感情を満たすため、もしくは、
自分が見たくない感情を
見なくていいようにするためにお金を欲しているのです。

あなたは今日からお金そのものではなく、
お金を通じて得ようとしている感情に目を向けていくことで、
自分のことも相手のことも、
より深く理解することができるようになります。 

あなたが人生を通じて、最も欲しいと思っている感情。
それが、お金の正体です。

たとえば、
「お金とは生きるために必要なもの」
だと思っている人は、幼少期から「安心」という感情を
得ることができずに育ったケースが多く、
安心できない理由をお金のせいにしてしまいがちです。

けれども、本当はお金に悩んでいたのではなく、 
両親との関係性、周囲との人間関係に悩んでいた、
というのが隠された本心です。

ほかにも「お金とは自由」だと思っている人は、
幼少期から「制限」を感じて生きてきたケースがあり、

「私が自由に生きることができないのは、
周りの人が私のこと を理解してくれていないからだ」
「お金さえあればもっと理解され、自由になれる」 
と感じています。

この場合も、お金を得たことで自由になるわけではなく、
人を理解すること、そして人から深く理解されることが
自分が欲しかった感情だったと気づくと、
人生が大きく変わります。
やさしすぎるあなたがお金持ちになる生き方
『やさしすぎるあなたがお金持ちになる生き方』
(吉武大輔・著)


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