多忙な人ほど少食を

総務省「平成23年社会生活基本調査
(生活時間に関する結果)」によると、
1日の食事にかける時間は
1時間39分となっています。

また、厚生労働省が2016年11月14日に発表した
「平成27年国民健康・栄養調査結果の概要」
によると、男性の平均睡眠時間は
6・44時間となっています。

私は自分から食事をとることは
ほとんどありません。

また、私の1日の平均睡眠時間は45分以下なので、
食事の時間と睡眠時間を合わせて考えると、
ほかの人に比べて1日8時間以上も短く、
その時間をビジネスや趣味などに
あてることができます。

もちろん、食事と睡眠が私にとって
どうでもいいことだと
言っているわけではありません。

仕事上での接待はもちろん、
友人と食事に行くことも多々ありますし、
その時間は幸福そのものです。

家族ができてから、
家族と合わせて眠ることもあります。

お伝えしたいのは、
食欲や睡眠欲に左右されているのではなく、
私自身が食欲や睡眠欲をある程度コントロールが
できるようになっているということです。

食事の場では、
私ほど食べる人はいないというくらい
食べることも可能ですし、
反対に食べないことにストレスも感じません。

睡眠についても同じです。

この本では、多忙なビジネスパーソンや
試験勉強で寝食の時間も惜しい方、
日々子育てに追われているような主婦、
ダイエットに挑戦する方々など、
誰もが食のコントロールができるよう、
思い込みや常識を一つずつ覆し、
正しい少食の実践法を伝えていきます。

私にとっては、
「週3食」(1日3食ではありません)が
ちょうどいい食習慣となっています
(1日3食の日もあれば、週0食のときもありますが)。

世の中は広くて青汁だけで健康を保っていたり、
水さえも飲まない不食を実践している方が
少なからずいます。

そこまで極端ではなくても、
食をある程度コントロールすることができれば、
今まで得られなかった思いがけないメリットを
享受できるようになるでしょう。

本書では読者のみなさんにも、
自分で自分の食欲や食事内容を
コントロールしたうえでの、
1日1食〜週3食を目指していただきたいと
考えています。

想像してみてください。
食のコントロールができるようになったら、
どれだけ日常生活が楽しくなるでしょうか。

たとえば、絶対に食べてはいけないタイミングで
甘いものを食べたくなる、
ということもなくなります。

そうしたしんどい思いも減りますし、
空腹でイライラすることも少なくなります。接

待の席などで、食べすぎることもなければ、
食べないことで失礼な態度を
とることもありません。

食事は主に
外食で済ませているという独身の方などは
びっくりするほど食費が減るでしょうし、
毎朝忙しい時間帯に眠い目をこすりながら
お弁当をつくることもなくなります。

また、少食になることで、メタボが改善されたり、
集中力が増して仕事や勉強がはかどります。

睡魔に襲われることも減り、
短い睡眠時間でも高いパフォーマンスを
発揮できるようになります。

結果的に男性であれば細マッチョになり、
女性であればより美しいスタイルを
手にできるようになります。

自分自身のコンディションや、
自分の行動に最適化した食事を摂取したり、
「食欲」や「好き嫌い」というものに
振り回されず、
冷静な目で食事を観察することも可能になります。


「週3食」という少食理論とは?

さて、いきなり見ず知らずの私のような男に、
自分の食事について
意見を言われたくないでしょう。

私も飲食店で食事をしていて、
隣の席のオヤジに

「キミ、食べすぎはよくないし、
 そんな料理じゃ栄養が偏るじゃないか」

などと言われたら、
「何だコイツ?」と腹も立つと思います。

食事に関しては、自己責任のもと、
すべて自由であり、誰であったとしても、
他人の食事を束縛してはいけません。

飽食の現代日本では、
日常のどんな場面も据え膳状態、
つまり何か食べようと思えば
すぐにでも食べられる条件が揃っていますが、
それを食す権利を誰も侵害することはできません。

この本は食事に対する正義感や、
栄養学などの押しつけをするものではありません。

今の食習慣に満足しているのであれば、
それを継続すればいいだけです。

一般には珍奇と思われるような理論を記した本書を
読んだとしても戸惑うだけです。

しかし、すでにこの「まえがき」を
読みはじめている時点で、
巷間(こうかん)にあふれる
現状の食の理論と自己の体感が
伴わないと感じていたり、
今の食事が本当に正しいのか
一抹の不安を抱いているのではないか、
と想像しています。

私は科学者ではありません。

強いて言えば在野の学者です。

常日頃から栄養学や食事だけではなく、
睡眠や教育などについて研究をしています。

とくに睡眠については、
私が1日平均45分以下のショートスリーパー
(短時間睡眠者)ということで、
多くの興味・関心を集めた結果、
私が代表を務めるGAHAKU株式会社と
一般社団法人日本ショートスリーパー育成協会に
おいて、主に1日平均3時間以下睡眠になるための
ノウハウをレクチャーするようになりました。

現在までに1000人を超える受講生を指導し、
そのほとんどをショートスリーパーに
育成しています。

2016年5月に、拙著
そのノウハウを記していますので、
ご興味のある方はぜひご覧になってください。

さて、睡眠欲を
コントロールできるようになった私ですが、
先述したとおり食欲も
自分の意思でコントロールできます。

「寝食を忘れるほど夢中になる」と言いますが、
おかげで私は一般の方と比べるとほとんど寝ない、
食べないことで、ここ数年間は
まったく休暇をとらず、病気もせず、
バリバリ仕事をさせていただいております。

このように自己紹介をすると、
必ず「嘘つき」呼ばわりされてしまいますが、
嘘にまみれた本を書き、ビジネスをするのは、
私の精神力では不可能であることを
どうかお察しください。

経歴詐称がばれて雲隠れした
自称コンサルタントのコメンテーターも
記憶に新しいですが、嘘は必ずバレるものです。

ちなみに、『できる人は超短眠!』の
「まえがき」でも書きましたが、
密着取材をしたいという
奇特なテレビ局があるならば、
お気軽にお声がけください。

それくらいしか、
私には不特定多数の読者のみなさまへ、
自身の潔白を証明する術すべがありません
(結局、まだ1社からもオファーが
 来ておりませんが……)。

話を戻しまして、
私が勉強している方面は科学だけではありません。

ですので、私の見解に対して
「科学的根拠が不足している」と
批判される人もいます。

もちろん、必要だと思うところには
科学のエッセンスも入れて解説していきますが、
本書では科学だけでは語れない部分にも
言及していきます。

「短眠を推奨する変な男が
 適当なことを言っている」
と思われるかもしれませんし、
今の科学やそれに基づくエビデンスこそが
真実だという方にとって、
不快になる内容もあるかもしれません。

しかし、私はみなさんに
食事の幅を知っていただきたいのです。

なぜなら、それだけあなたの人生における
自由の幅も広がるからです。

と書きつつ、本書が少食、
しかも週3食を推奨する本になっていることは
妙に感じるかもしれませんが、
食事の幸福とは
「食べたいものを好きなだけ食べること」
が唯一ではないはずです。

「睡眠は短時間のほうが健康に良い」
と提唱するくらい、
一般の方から見れば奇天烈な目線で
睡眠を観察している私だからこそ
表現できる食の世界もあり、
その理論で一人でも救われる人がいれば……
と思い、筆を執らせていただきました。


食べない人ほど仕事ができる!
食べない人ほど仕事ができる! 
堀大輔 (著),‎ 秋山佳胤 (監修)


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