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PDCAで大切なことは
「コンビニ」が教えてくれた

私にとってはじめて
PDCAを回すことを覚えたのは、
コンビニエンスストア(以下、コンビニ)で
働いたことがきっかけでした。

もう20年以上前になりますが、
私が大学を卒業して、
新卒で就職したのはコンビニチェーンでした。

そこで学んだのが「PDCA思考」であり、
中でも最大のものが、
「高速でPDCAサイクルを回す」ことの
重要性です。

ご存じの通り、コンビニでは
毎週いくつもの新製品が発売されます。

その毎週発売される新製品の売上を
最大化するために、店舗の客層や曜日ごとに、
天候やイベント情報をもとにして
販売計画を立てていきます。

それこそ時間ごとに陳列位置を変えたりもします。

つまり、
最初に仮説を立てることから始めるのです。

これはPDCAの「P」に当たります。

その仮説のもとに商品の発注数量を決めて、
売り場に陳列すると、その結果が売上の数字や、
陳列棚の在庫数量といった実績に表れます。

これはPDCAの「D」ですね。

そして、その当時は
翌日に前日の売上レポートが出力されていたので、
そこで結果を振り返り、仮説が合っていたのか、
修正すべき点があったのか、
といった検証作業で気づきを得ます。

これはPDCAの「C」ですね。

そしてその気づきをもとに、
翌日からの売り場づくりや
発注数量の見直しといった
次の施策につなげていきます。

これがPDCAの「A」になります。

これをひたすら繰り返していき、
売上を上げていくことになります。

当時はこれをPDCAサイクルではなく、
「仮説・検証サイクル」と呼んでいましたが、

こうやって仕事の流れを「仕組み化」することで、
うまくいったことは再現でき、
うまくいかなくてもそれで終わりではなく、
改善を続けていくことで成果につなげるという
考え方を身につけたのです。

コンビニは1日1日が勝負です。

だから、1年間365日、
毎日PDCAサイクルを回すことで、
高速でPDCAサイクルを回すことが
「習慣化」されていきました。

当時は大変でしたが、今となっては
このPDCAを毎日回し続けられたこと、
回さざるを得ない環境に身を置いたことは、
幸運だったのかもしれません。

その当時から、
常々部下にも言っていたことがあります。

それは、

「失敗してもいい。できない言い訳ではなく、
 どうやったらできるかを考えよう」

ということです。

実績、つまり結果は水ものです。

1回でうまくいくことはないし、
1回うまくいったからといって、
このあともずっとうまくいくとは限りません。

しかし、その取り組みから学んだ
「C 気づき」という知恵は、
水平展開して生かすことが可能です。

PDCA思考で仕事を回していくと、
自分個人の仕事をよくするだけでなく、
自らの気づきから得た知恵を担当する他店舗へ、
そして所属するチームへと、
水平展開していくことができたのです。

その過程で学んだのは、「見える化」の力です。 

言葉だけで伝えることは困難ですが、
見える形にすることで
簡単に伝わるようになります。

当時発売されたばかりの
Windows95搭載PCとデジタルカメラを
給料3ヶ月分の自腹を切って購入し、

Excelで図表にして画像を取り込み、
目で見てわかるツールに落とし込んで手渡すと、
みんな何をすればいいか
考えずとも行動できてしまいました。

そういった仕事の積み重ねが
どうなったかというと、
店舗での店員研修から始まったキャリアは、


 店長
 ↓
スーパーバイザー
 ↓ 
新人研修担当
 ↓ 
チーフ
 ↓ 
本部スタッフ


と、最終的には
すべてのスーパーバイザー(店舗指導員)に
影響を与えることができる立場へと
つながっていきました。

社会人としての最初の成功体験の礎となったのは、
まさにPDCA思考がもたらしてくれたのです。


自分を劇的に成長させる! PDCAノート
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岡村拓朗  (著)

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