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良い人材を採れない時代の切り札


企業、とりわけ中小規模の企業をめぐる
人事環境が、極めて厳しくなってきています。

例えば、採用。

有効求人倍率が
バブル期以来の高い水準に達する中で、
人材を採用することは、
これまで以上に難しくなってきています。

そもそも人材を取り巻く環境はここ数年、
大きく変わってきていました。

少子化、人口減で、労働生産人口は
ますます減ってきています。

もともと人材がいないのです。

景気が厳しい時期になると、
意外と小さな会社でもキラリと光るところには
人がたくさん集まったものです。

特に若い人には、そういう傾向が高かった。

ところが今は、大企業がいろいろな手法を使い、
さまざまなインセンティブを強調して
採用活動を展開していることもあり、
大きな規模の会社への人気が高まっています。

安定志向が高まっている上に、
大手企業の人材の囲い込みが
行なわれているのです。

こうした中では、

「リスクを背負ってまで、
 ベンチャー企業や小さな企業に行く」

という選択肢が、
若い人の中でもどんどん減ってきています。

良い人材が、
本当に採れなくなってきているのです。

そこで考えなければいけないのが、戦略転換です。

これまでは、なんとか良い人材を
採用してくることができたため、
人を育てるよりも即採用して
戦力化することが可能でした。

しかし、

これからは良い人材が採れなくなってくる。


「新たに人材を採用する」

という考え方ではなく、


「今いる人をどう育てるか」、

あるいは

「どう組み合わせるか」

が人事戦略上の大きな課題になってきます。


採用中心の戦略から、教育投資への戦略転換が
必要になってきているということです。

今いる人の実力、
モチベーションをどう上げていくか、
組織をどう活性化させていくか――。

それが、問われるようになってきているのです。

人事の3要素
「採用/配置」「教育」「評価」のうち、
教育や評価がこれまで以上に大事になってきます。

そこで、
ぜひ活用していただきたいと考えているのが、

「コンピテンシー」

です。

これは仕事ができる人の行動特性のことです。


できる人の行動を共有し、
できる人を増やす仕組み

私は大学を卒業後、
新卒でユニ・チャームに入社しました。

営業、社長秘書を経て人事の仕事を担当。

自分なりに成功体験を積むことができたことから、入社10年で退職。

31歳で人事コンサルタント事務所を
立ち上げました。

そこで私が活用したのが、
オリジナルに編み出した

「コンピテンシーディクショナリー」

でした。

これを使って、教育や組織の活性化など、
人事領域をサポートさせていただいた企業は
150社以上にのぼります。

勉強会等で間接的に関与した先まで含めると
300社を超えます。

サポート実績は、
ほとんどすべての業種・業界に及びます。

また現在では、台湾や中国を中心に、
アジアの国々にも導入実績があります。

「コンピテンシー」を
教育や組織の活性化に使うとは、
どういうことか?

それは、これまで
社内の一握りの人にしかできなかった行動を、
社員みんなで共有できるようにし、

「仕事のできる人」の
絶対数を飛躍的に増加させ、
生産性を上げるということです。

実際、「コンピテンシー」を活用することで、
業績が大幅に向上したり、

社員の仕事に向かうモチベーションが
大いに上がったり、

社内の雰囲気が大きく変わったり、

離職率が大幅に低下する実例が
たくさん出てきています。


会社を変え、業績アップに直結する人材育成法

「コンピテンシー」とは何か。

それを教育に使うとは、どういうことか。

それをお伝えするべく、生まれたのが本書です。

実は「コンピテンシー」は
人事評価にも使うことができます。

実際に、私が作った
「コンピテンシー」をベースに、

すでに1000社近い中小企業の
人事評価制度づくりを行ない、
多くの会社の業績アップや
組織活性化に成功している企業に
「あしたのチーム」があります。

今回は、「あしたのチーム」社長の
高橋恭介さんとの共著の形で、
コンピテンシーにフォーカスした1冊を
つくらせていただくことになりました。
 
3章までを私が、

4章以降のコンピテンシーを
人事評価制度に使う方法について
高橋さんが記しています。

私は、「コンピテンシー」こそ、
会社を大きく変え、業績向上に直結する
最善の人材育成の方法論であると信じています。

良い人材の採用がますます難しくなっている今、
既存の社員をいかに活用し、活性化し、
盛り上げていくか。

そのために、教育のツールとして、
活性化のツールとして、

さらには評価のツールとして

「コンピテンシー」を
ぜひ活用してほしいと考えています。


では、詳しい解説を始めていきましょう。

        人事政策研究所代表 望月禎彦

なぜあの会社の社員は、「生産性」が高いのか?
なぜあの会社の社員は、「生産性」が高いのか?
望月禎彦/高橋恭介・著


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