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「降霊術」は信じないのに、
「心理学」と言われると信じてしまう?

最近では、「メンタリスト=心を読む人」
という認識が一般的になりました。

それは、メンタリストのパフォーマンスが
メディアを通して広まったからに他なりません。

そもそも、メンタリストという言葉は
古くから存在します、

19世紀のヨーロッパでは降霊術が大ブームとなり、
誰もが心霊現象を信じていた時代がありました。

足の関節を鳴らして、
「霊の返信」だと言うフォックス姉妹の
ハイズビル事件に始まり、

暗闇でピアノ線を使って椅子を浮遊させたり、
欧米をスピリチュアルな世界に巻き込んだ
一大降霊術ブームがあったのです。

そのような「インチキ霊媒」を
ショーとして行なった人たちは「メンタリスト」と当時の人たちから呼ばれました。

現代ではそれらの現象を、マジック愛好家の中では
「メンタルマジック」というようになりました。

霊媒の流れを汲んだまま、マジックというショーに
昇華されたというわけです。

当時は、シャーロック・ホームズシリーズで
有名なアーサー・コナン・ドイルをはじめ、
多くの知識人、政治家までもが
妖精や霊の存在を信じていたと言います
(コティングリー妖精事件)。

さらに時代を遡れば催眠術(ヒプノティズム)の
元祖と言われるフランツ・アントン・メスメルの
動物磁気(メスメリズム)が席巻した時代もあり、
さらにさらに遡ると陰陽師、シャーマン……。

これは、時代や環境によって、
大衆が信じる根拠たるものが
変動するということです。

例えば、
中世ヨーロッパ当時にタイムスリップしたとして、
そこでDVDから流れる音楽映像を見せたときに、
どのように多くの大衆が納得するかと問えば、

「これは科学です」

と言ったとしても、
誰も相手にしてくれないでしょう。

「箱に霊を宿らせます」

と表現するのが適当となります。

さもすれば「この人は霊媒のエキスパートだ」
という評価を得ます。

でも、現代では、
「心を読む」「なくしものを見つける」
「死者のメッセージを伝える」
といったような霊媒現象を行なったときに、
メンタリストが「心理学です」と根拠を提示する。

現代においては霊や妖精は
大多数の人から信用を得ておらず、
科学や学問を常識の基準として
考える人が多いため、

「霊がイタズラをしました」
「霊が降りてきました」ということよりも、
心理学に大いに説得力があるからです。

そう、200年前の人たちも21世紀の私たちも、
なんら変わりなく、あてのない根拠を
信じてしまうという危険性があるのです。

「心理学です」と根拠を提示する
現代のメンタリストのパフォーマンスを
私たちが受け入れてしまうということは、

「霊がイタズラをしました」
と言われて霊の存在を何の疑問もなく信じていた
200年前の人たちと同じような危険性を
持っているのです。

私たちは、心理学のエキスパートではなく、
その根拠を証明することができません。

なのに、「心理学」という言葉自体が、
200年前の「降霊術」と同じように、
科学や学問によって発達した現代では

「何の抵抗もなく受け入れられる言葉」

であるがゆえに、
根拠を証明する必要性すら感じていないのです。


この世のすべてが催眠術!?

パフォーマンスであればまだ良いのですが、
科学や学問を根拠とした「偽者」は、
世の中に蔓延(まんえん)しています。

医療の分野ですら
「エセ科学」という言葉があるように、
科学を根拠とするがゆえに、

「現代に受け入れられやすいデタラメ」
「誰もが信じてしまうような詐欺」

がたくさん存在します。

実は「信じる」という行為は、
催眠術や暗示、マジックといった、
皆さんにとっては未知の世界と
深い関係があります。

催眠術や暗示の原理を学んだり、
マジシャンのテクニックを少しかじるだけでも、

日常騙されたり、人間関係や恋に悩んで
さまざまな暗示や思い込みによって、
負のスパイラルに陥ってしまったといったことも、

第三者的な視点で「こういうことか」と
理解できるようになります。

マイナス面や自己防衛だけではなく、

「あの人と親密になるにはどうすればいいのか?」
「この商品を売るためには、
 どのように話せばいいのか?」

といった実用的な面でも、
フィーリングではなく具体的に、

「このようにすれば
 相手がこのような気持になるから、
 まずこのような情報を発信しよう」

と組み立てられるようになります。

この本を書いている現在、
私はマジックのレクチャーDVDを発売しましたが、
わずか1カ月でマジックショップの
年間売り上げ1位となりました。

手前味噌ですが、私は2016年、
日本人マジシャンの中で
最もレクチャーDVDを売ったマジシャンです。

これも私に催眠術という知識があり、
かつ連日マジックという「人を欺く」行為を
経験しているがゆえに到達した
「暗示」による商法と言えるでしょう。

この本を読む前のあなたは、
「催眠術なんて、ホントにあるの?」
という気分でしょう。

それは、私が催眠術教室の門を叩く前と
同じ気分ではあります。

この本を読んだ後のあなたは、
「催眠術って、簡単なもんだな」となるでしょう。

そして、自分が今欲しているもの、
恋人であったり、地位であったり、
詐欺に対する防衛知識であったり、
営業成績に至るまで、

催眠術という考え方をもってすれば、
ある程度コントロールできると
考えるようになるでしょう。

「この世のすべてが催眠術」とも言えるし、

逆に言えば、
「催眠術などというものは存在しない」とも
言えるようになります。

催眠を知るということは、
この世のすべてを知るということでもあり、
すなわち催眠は存在しないということにも
なります。

今はよくわからないかもしれませんが、
詳しくはこれからの内容をご覧ください。

読み終わったあなたが「なるほど」と
ニヤニヤしている姿が、目に浮かびます。


世の中で悪用されている心理テクニック
『世の中で悪用されている心理テクニック』
Birdie・著

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