shutterstock_543467284
※前回(25 万3200冊を読んだから伝えられる「ムダにならない読書」)は
こちら

「創造力」のある
知的社会人への一歩を踏み出そう

多くの人の生活は、
ほぼ毎日、同じことの繰り返しです。

また、食べる物が少し違ったり、
会う人は違ったりするかもしれませんが、
そういった違いをすぐに
思い出すことができなくなるほど、
毎日はめまぐるしく過ぎていきますし、
変化がないものです。

「何も心配することなく、
 同じことを繰り返していられることほど
 幸せなことはない」

と考える人もいることでしょう。

「日常茶飯事(にちじょうさはんじ) 」
という言葉がありますが、この言葉はまさに、
そういったほんわかとした雰囲気の幸せを
表しているものではないかと思います。

しかし、

社会人としての可能性を
最大化するという点から考えれば、
この「日常」にちょっとした工夫をすることが
必要です。

「日常」を、よりよいものに工夫をすること――。

別の言葉で言えば、
「創造力を駆使する」ということです。

料理や散歩でも「創造力」が発揮されれば、
つくったり、食べたり、歩いたりという
「日常」のルーティンの質が高まり、
結果が変わり、さらに楽しみも倍増します。

それは、社会人の仕事でも同じことです。

いつもとは違った視点を持ちながら、
自分がやっている仕事を見直し、行なってみる。

「クライアントが使う
 語彙(ごい)に注意を向けてみる」

「表情のひとつひとつに
 相手の真意を見てみようとする」

「今までとは違ったアイデアを出す」……。

こんな視点を持って仕事を行なうと、
少しずつですが知的創造力のある自分に
変わっていきます。

私は、知的社会人とは、
創造力のある社会人のことだと考えています。

では、創造力とは、一体なんなのでしょうか。


知識と知識をつなげるために
「本物の知識をつける読書」が必要

創造力とは、すでにある2つ以上の情報を統合し、新しいものを生み出す力です。

得た知識と知識を組み合わせて、
他とは違う何かを生み出す力なのです。

たとえば、スマホは、
パソコンと携帯電話を組み合わせて
生み出されたものです。

これを初めに考えた人は、
創造力を発揮したことになります。

なぜ、この創造力が必要なのか――。

それは、社会人としての
あなた自身を消耗させないためであり、

社会人としてのレベルを
低く見積もられないようにするためです。

そして、社会人として
高い評価を得るためでもあります。

ちょっとした知識やスキル自体は、
誰もが身につけることができます。

仕事なども、経験さえ積んでいけば、
一つひとつの作業自体は、
誰もが大差のないレベルで
行なうことができるようになります。

そう考えると、社会人として評価されるためには、
労働時間で他の人に差をつけていくことに
なってしまいます。

これでは、自分を心身ともに
消耗させてしまいます。

また、創造力を身につけていない社会人は、
価格競争に巻き込まれ、軽く扱われ、
レベルを低く見積もられてしまいます。

社会は、知識やスキルが同レベルなら、
若かったり、低賃金で働いてくれる人を
優遇するからです。

だからこそ、社会人になったら、
創造力をつける必要があるのです。

得た知識から何かを生み出せる人は、
替えのきかない貴重な存在となるのです。

知的な社会人となるための
「創造力」の糧(かて)こそ、
私は「読書」だと考えています。

創造力を高めるためには、読書から知識を吸収し、
深掘りし、使いこなせるようになることが
最も大切です。

得た知識と知識を組み合わせ、
結果を生み出していくには、
まず深い知識を自分の中に入れ、
思い通りに引き出せるようにならなければ
ならないのです。

つまり、創造力の源は、
本物の知識をつけるための読書だといえます。

そして、こういう読書をしていれば、
知性と教養もついてくるのです。


B-1797_chiteki_w500
山口謠司・著
『知的社会人1年目の本の読み方』





1位目指してがんばってます!
ポチっと応援お願いいたします!