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こんにちは。フォレスト出版編集部の杉浦です。

本日は、カリスマ産婦人科医・池川明先生の
子育て相談室の後半をお送りします。

いたずら盛りの男のお子さんを持つお母さんたちからの、
どうしてもお子さんを怒ってしまう、というお悩みに対して、
池川先生の回答は!?


池川明先生


▼回答の前半「子供に対して、カーッと怒ってしまってもいい!?」はコチラ
http://forestpub.com/archives/52188836.html


○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。
子どもは親を成長させるために、
わざわざ嫌なことをするのが役割、と話しましたが、
だからこそ、相性が合う子っていうのはあまり生まれないんですよ。

兄弟によってえこひいきがあるのもしかたないです。
それぞれ波動が違いますからね。

上の子は、まだ未熟な親に、大変な思いで生まれてくるわけだから、
たくましい子が多いんですよ。

アポロ宇宙飛行士は全員長男だったって知っていますか?

フロンティアとか、切り開くとか、そういった役割の子が
長男として生まれてきて、次男はちょっと様子を見ながら、
要領よく生きていく、みたいなね。

冒険心があるから、親にとっては許せない、
想定外のことをしますね。

でも、想定外のことをしなければ、切り開けないんですよ。
常識があったら、宇宙には行かないし、
アマゾンも探検しません。

危険だとわかっていてもやる、ということは、
冒険心にあふれているということで、
それがいい方向に行けば、冒険家や発明家になって
名を残すかもしれません。

お母さんが、「そんなこと、しなくていいから!」と言ったら、
平凡なサラリーマンで終わるかもしれないですね。
それはそれで幸せな人生かもしれないけど、
本人は平凡なサラリーマンじゃ嫌だと思っているのに、
平凡な人生を送ったら、つまらないだろうなと思いますよね。

だから、自分らしく生きたほうがいいんじゃないかと思いますね。

それにね、生まれてきただけで、みんな「いい子」なんです。
怒れるっていうのは、怒れる対象がいるということですよね。

キューブラー・ロス(※スイス生まれの精神科医・作家)の
『子どもと死について』だったと思いますが、
子どもが行方不明になったり、さらわれたり、
交通事故で遺体が出てこなかったりした時の話があります。

そういう時、ほとんどのお母さん方は、
子どもがいなくなる直前に、子どもを怒っているそうです。
それで、子どもがいなくなって、自分が怒ったせいじゃないか、と悩むんです。

自分が怒りさえしなければ、子どもは生きていたんじゃないかって。

だから、お母さん方に考えてほしいのは、
もしかしたら、あなたが怒ったことで、お子さんが明日死んでいるかもしれません。
そうした時、あなたは怒ったことを後悔しませんか?ということです。

その時に後悔しない怒り方なら、怒っていいんです。
人を傷つけているとか、命を粗末にしているとかね。
車の前に飛び出す時もむちゃくちゃ怒っていい。
そういう怒り方は後悔しません。

でも、どうでもいいことで怒って、「あんたのため」とか言った子が、
明日、布団のなかで冷たくなっていました。
お母さん、それに納得できますか?ということです。
必ず、「あの時怒りさえしなければ」と思うんです。



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だから、怒らなくてもいいってことですよね。
お母さんは未熟なんです。未熟な人に怒るなって言っても無理。
お母さんが成長するしかないんですよ。
それは、子どもが日々やってくれています。
お母さんを成長させるために、子どもがわざと嫌なことをしている。
こういう見方をして、自分を高めていかないと無理なんです。
子どもが嫌なことをして怒るレベルのお母さんだから、子どもがやるんですよ。

第一次反抗期は、子どもはお母さんの枠を飛び出したい証拠です。
お母さんの枠から飛び出したい時、わざと嫌なことをするんです。
自分の外にあるバリアを確認しにいくんですね。
ここまではよくて、ここまではダメというのを確認するんです。

そうした時、ある時はよくて、ある時はダメだと、子どもは混乱します。
でも、いつも同じだったら、これはやっていい、やっちゃいけないって、
その家のしきたりになります。

そうやって子どもたちは確認作業の枠を広げていくんですね。
自分の立ち位置を確認しながら、成長していくんです。
そのために最適なのが親なんです。
自分の成長と親の成長のために、怒らせているんですね。
両方の目的があって、あえてそういうことを子どもはやっているんです。
それが普通です。どうしてうちの子が、じゃないんですよ。
お母さんも子どものころはやっていたはずです(笑)

昔、学校で、隣の席の子の肘があたってイライラしたけど、
今だったらそんなこと気にしないでしょ?
成長するなかで解消されていくんです。

もし、カーッとなってしまったら、子どもに素直に謝ってください。
そして、なんでカーッとしてまったのか、説明する。

でも、カーッとした時は、自分が正しいと思っていますから、
謝るなんて普通はできないですよね。
ごめんねとは謝っても、自分が悪いとは思えませんよね。
そういうのは子どもたちも嫌いですね。
どうせわかっていないでしょって思っています。
口先だけでしょ、母ちゃん、成長してないじゃんって。

なんでカーッとなって怒ったことがいけないのか、
お母さんが心の中から反省したのであれば、
ごめんねって言われなくても子どもはわかります。

「1たす1」が「2」なのに、「3」って書いて、
何度も何度も先生に怒られて、
「わかりました、2ですね」と言っておいて、
心の中では「3」だと思っているみたいな人でしょうか。

でも、そもそも、「1たす1」が「2」というのも、ヘンなんですけどね。
お父さんとお母さんが結婚したら、子どもができて、「3」になるじゃん
って、言っている子がいましたね(笑)

そう考えると、自分で正しいと思っていることも、
間違っているかもしれないんですよ。
お母さんにはお母さんの世界観で善悪を判断しているわけですけど、
それが正しいかどうかは検証したほうがいいですね。

だから、子どもがどう思っているのかもちゃんと聞いてあげて、
お母さんと子どもで意見の違いがあったとしても、
話し合ってお互いに納得できたらいいですよね。

子育ては思い通りにいかないから成功。
思い通りにいったら、怖いです。
旦那さんからしたら、奥さんのコピーができるわけでしょ?(笑)
みんな違うからいいんですよ。

それにね、完璧なお母さんだったら、子どもは来る必要がありません。
学べないお母さんだったら、子どもは来る必要はありません。

今のあなたが一番いいお母さんなんですよ。
○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。


いかがでしたでしょうか?

私はインタビュー中、
「今のあなたが一番いいお母さん」という池川先生の言葉に
ホロリときました……。

また、先生は、別の講演で、
「自分がいいお母さんだと思われたくて育児をしていませんか?」
ともおっしゃっていました。

自分はきちんと育児をしていると、
周りの人に認められたいという気持ちがありませんか?ということです。

これって、親子に限らず、
上司や部下の関係にも言えることかもしれませんね。

相手の成長を本当に願ってのことなのか、
それとも自分の我なのか、一度、考えてみるといいかもしれません。





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