仕事でのストレス耐性を強くする技術


こんにちは、
フォレスト出版編集部です。

本日は、2月7日(土)発売の
『ストレスが消える朝1分の習慣』の著者である
精神科医の西多昌規先生にお話をうかがっていきます。


ストレスが消える朝1分の習慣


前回は、「この無駄な努力はストレスでしかない」ということをテーマに、
完璧主義とストレスについてお話をお聞きしました。


▼この無駄な努力はストレスでしかない
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上司の話は”低姿勢”で右から左に”聞き流す”
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心の疲れは、生活リズムの崩れで起こる!
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「○○が浅くなる」はストレスフルの黄色信号
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ストレスによって能力は下がってしまう!
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今日は、前回のお話の続きです。

仕事でのストレス耐性強くするために
【得意なこと◯割、苦手なこと◯割】ですればいいのか
についてお話をお聞きしました。


本日もぜひ最後までお付き合いください。


インタビュアー:担当編集 森下
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森下:
仕事でのストレス耐性強くするためには、どのような配分で仕事をすればいいのでしょうか。


西多先生:
仕事によっては、これは◯割、あれは◯割にする、といったように調節が難しいことも多いと思います。
ただし、苦手が8割を超えるとストレスフルの危険信号です。

自分の仕事は、やりたくないことが8割だ。仕事とは、得てしてそんなものかもしれませんが、もう少し割合を落としたいところです。
得意なこと好きなこと、苦手なこと嫌いなこと、これが半々くらいなのが妥協線なのではないかと思います。


森下:
では、8割を超えると結構危険だと思ったほうがいいのですね。


西多先生:
8割越えると、心身ともに結構きついのではないかと思います。やはり自分の得意技が2割を切ると、結構つらいですよね。

「大人なら苦手なことも嫌なこともやらなければダメだ」という意見もあるかと思います。
しかし、大人も「得意なこと」「好きなこと」に関する仕事の能力を伸ばしたいという気持ちはあるわけです。
そこで自分の持ち味が2割をきってしまい、ましてや1割くらいになってくると、
「自分は何をしているんだろう……、何のために生きているんだろう……」
となってしまいます。


森下:
得意なこと、好きなことを少しでも増やすことが大事なのですね。


得意なこと、好きなことを増やそう

西多先生:
そうですね。やはり、苦手なことばかりやっていると、どうしても結果が出ません。人間はどうしても、多少すぐに結果をほしがるところがあって、それがいい薬になる場合も多いわけです。結果を出しやすいのは、得意なこと好きなことですから。

結果が出ないと、「俺はダメなんじゃないか」と、どんどん自分の価値を過小評価していく可能性があります。そして、どんどん収縮してしまうと、さらに結果が出ないというスパイラルにはまってしまいます。

逆に、得意なことが多少できる環境なら、自信がついてきます。
すると、気分も上がってくると思うのです。大人になると自分の得意不得意はそんなに努力で変えられません。


たとえば、研究肌の人がいきなり営業をさせられるとか、こういうのは大きなストレスになってしまいます。でも、多くの人が、無理矢理にでも努力して営業を頑張るわけです。

これはすばらしいことでもあるのですが、
自分の持ち味を努力で打ち消してしまっている人が多いということにもつながっているのです。


森下:
自己評価が下がっていくことで、「自分はダメなんだ」と思ってしまう人は多いのではないでしょうか。そうなってくると、どのような悪影響があるのでしょうか?

西多先生:
やはり、失敗を恐れるようになってしまいます。また、誰かから叱責されることも怖れるようになります。
だから、どうしても萎縮してしまいます。すると、やはりいい仕事はできなくなります。

「怒られないためにはどうしよう」となってくると、どんどん本質を見失いがちになりますよね。
たとえば、編集者の方のミスとしては、誤字脱字があると思います。これをすると、やはり読者の方々にも良くないので、社内外から怒られるかもしれません。

しかし、怒られないために、そこばかりを意識して、肝心の内容のブラッシュアップに意識がいかなくなれば、いい本はつくれないでしょう。不安になるとどうしても、そういう細かい所が気になるようになるので、本質を見失ってしまいがちです。

とにかく、不得意なことの割合を多くしすぎないことと、好きなことや得意分野をある程度の割合はキープするような立ち回り方をすることが大事なのです。
そもそも、ミスをしない人間などいないのですから。


森下:
たとえば、得意なこと好きなことをすることで、苦手なこと嫌なことをやって受けたストレスを軽減させることはできますか? ストレス発散のようなことにはなるのでしょうか。


西多先生:
多少はありえるかもしれません。何かができた時はやはり達成感ありますよね。ただし、嫌いだった苦手な仕事を、好きでやっている人はいないですよね。収入のためにやらざるを得ないと思いながら、仕事に向かうことになると思います。

だから、その効果を狙うより、おさえるべきことは次の点です。

「自分は何が苦手で、何が嫌いか」
「どうしてもこれはしたくない」

ということを、はっきりさせておくと、現状では我慢してやっているかもしれませんが、将来はそれをやらないようにするための知恵がわいてくると思います。すると、将来的に、悪いストレスを抱えにくくすることができるようになるのです。

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いかがでしたでしょうか?

大人になってから、
今まで苦手だったことを好きになることは
なかなか難しいもの。

好きなことだからこそ、
自分の感性・能力が発揮され、
素晴らしい結果が出せるものです。


さて次回は、
ポジティブシンキングだけではストレスは解消できない
といことをテーマに話をお聞きしてきます。

お楽しみに。


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