上司の話は“低姿勢”で右から左に“聞き流す”


こんにちは、
フォレスト出版編集部です。

毎週木曜日にお送りしてきた
精神科医の西多昌規先生へのインタビューは
早くも今回で4回目。

西多さん


前回は、
心の疲れは、生活リズムの崩れで起こる?
ということをテーマに、
生活リズムの乱れと心の疲れについてお話を聞きました。


▼心の疲れは、生活リズムの崩れで起こる!
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▼「○○が浅くなる」はストレスフルの黄色信号
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▼ストレスによって能力は下がってしまう!
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今日は、
ストレスを減らすスルー力
についてお話をお聞きしました。

本日もぜひ最後までお付き合いください。


インタビュアー:担当編集 森下
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森下:
心と体はつながっているとよく言われますが、体が疲れると気力が落ちるというのは本当に起こるのですか?


西多先生:
疲れにも、良い疲れと悪い疲れがあります。
習慣的な運動は睡眠にもいいですし、うつ病の予防効果もあると言われています。
30分を目安に、有酸素運動や無酸素運動を、週3、4回やるといいと言われています。これは、なかなかビジネスマンはできないかもしれませんが、良い疲れの代表例ですよね。

一方、満員電車に乗ったときの疲れはまた別物です。
心身に与える困憊度が違います。精神的に与えるストレスは全然違うんですよね。
精神を消耗するストレスは、やはり気力を低下させると考えていいでしょう。


森下:
ビジネスマンに、「とりあえず、こういうストレスは軽減させたほうががいいよ」というものはありますか?


西多先生:
ビジネスマンには、「スルーすること」を意識してもらいたいと思います。
たとえば、上司の話を聞き流し、コロコロ意見が変わる上司にも順応するということを意識してほしいと思います。あまり真面目になっても仕方がないということです。

受け流してストレス被害を最小限にとどめることです。別に、上司や同僚と仲良くなろうと考えなくていいわけです。なんといっても、仕事以外でのつながりはないわけですから。

上司の言うことなど、「はい、はい」と言っておいて、流しておけばいいんですよ。どうせ上司は意見をコロコロ変えるわけですから。
特に、嫌な上司は、抵抗すると難癖をつけてくるだけですから、調子よく合わせておけばいいのです。

また、真面目になりすぎると視野が狭くなるので、全体の方向性が見えなくなってしまいます。気楽にやったほうが、視野が広がり俯瞰して仕事をながめることができたりするので、いい仕事ができたりします。
だから、こういう意識は持っておいてほしいですね。


森下:
スルー力が大事なのですね。
では、最後に、明日にでもできる「ストレスを消す方法」などあれば、教えてください。


西多先生:
太陽光を浴びてみてください。
電車でも窓際に行ってみたり、朝食も窓際で摂ってみてください。

太陽光を浴びると体内時計がリセットされて、覚醒力が上がります。また、12時間後にメラトニンが分泌されて睡眠の質が良くなりますし、寝つきが良くなります。意欲を上げるためにも効果的です。

また、朝食を摂ることは、体内時計のリセット機能になります。体の細胞は、すべて体内時計を持っています。
ごはんを食べると、胃や腸も動き出すので、朝食などは、目覚まし効果がありますし、行動的になるためには効果的です。朝は、少なめでもいいので摂ってもらいたいと思います。

当たり前だと思えることが、実は一番、ストレス解消に効果的だったりするのです。

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たしかに、
日本人は勤勉でまじめな人が多いので
ストレスを抱えやすいのかもしれません。


時には、スルーすることで、
ストレスを軽減させるのもひとつの方法だと思いました。


次回は、
この無駄な努力はストレスでしかない
というテーマで
お話をうかがっています。

お楽しみに!



【著者プロフィール】
西多昌規(にしだ・まさき)
精神科医・医学博士。自治医科大学講師。
1970年、石川県生まれ。東京医科歯科大学卒業。国立精神・神経医療研究センター病院、ハーバード大学医学部精神科研究員などを経て、現職。日本精神神経学会専門医、睡眠医療認定医など、資格多数。
これまでに数多くの患者を臨床現場で診察するだけでなく、精神科産業医として、企業のメンタルヘルスの問題にも取り組んでいる。脳機能を向上させる脳・睡眠研究の学術論文を発表し成果を上げ、医学生・研修医の教育・指導にも力を注いでいる。日本アンチ・ドーピング機構審査員も務めるなど、アスリートの心理にも詳しい。
ベストセラー『「昨日の疲れ」が抜けなくなったら読む本』『休む技術』(ともに大和書房)、『「テンパらない」技術』(PHP研究所)。









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