親子


こんにちは。
フォレスト出版編集部の杉浦です。


みなさんは、胎内記憶の第一人者、
池川明先生をご存じでしょうか?


池川明先生
朗らかな笑顔が印象的な池川先生☆★


先生は、横浜で開業している現役の産婦人科医。
『覚えてるよ!生まれる前のこと』
『赤ちゃんと話そう!生まれる前からの子育て』など
多数の著書を執筆している胎内記憶研究の第一人者であり、
その人柄とユーモアに、熱心なファンが多いカリスマ産婦人科医。


すでに今年の週末は、

講演の予定でぎっしり埋まってしまっているとか。

妊娠・出産、胎児や子どもとの関係について、
愛情あふれるトークで全国のママさんたちから絶大な人気を集めています。


私は、今から約10年前、
書店で立ち読みした池川先生の胎内記憶の著書に
衝撃を受け、それ以来、池川先生のファンになりました。


今回、フォレスト出版のブログで、
池川先生の子育て相談を連載させていただくことに。


それではさっそく、
今回のお悩みと先生からの回答をご紹介します!


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4歳7カ月の息子がいるのですが、
注意されたり叱られるたびに必ずふてくされます。

優しく注意しても、怒って、「もうみんな嫌いだ!」とまで言うくらい。
本人はそこまで怒られるものだとは思ってなかったからだとは思いますが、
なかなか切替られず、ずっと怒っているのでこちらもイライラして悪循環に。
どう対処するのがいいのでしょうか?

息子と相性が悪いのかな、とも思ってしまいます。
(30代・2児のママ)
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「叱る」のではなく、ついつい「怒って」しまうことが悩みです。

ときには、すごくきついことを言ってしまったりします。
大きくなったお子さんをお持ちの方に聞くと、
私もそうだったけど子供は覚えてないから大丈夫よ、と言います。

でも胎内記憶まであるくらいですから、
幼少期に母から言われたキツイ言葉や叩かれたことなどは
潜在的に覚えているのではと心配
しています。 

そう思いつつも、母親も人間で、ついカッとしてしまうこともあり、
なかなか落ち着いて子供に諭すことができません。
(30代・4歳の男の子のママ)
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どちらのお母さんも、
お子さんをついつい「怒ってしまう」という悩みのようです。

「ほめて育てるといい」なんて言いますから、
「怒らない」というのはお母さんにはプレッシャーですよね。


さて、池川先生の回答は。
前半・後半の2回にわけてお送りします!


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みなさん、こんにちは。
池川明です。
今回は、2人のお母さんからご質問をいただきました。


まず、初めにお伝えしたいのは、
「子どもはわざわざ親が嫌がることをする」
ということです。

胎内記憶を研究していくと、
子どもは親を成長させる役目を担って生まれてきていることがわかります。

親に苦労を与えることは子どもの役割なのです。
親の忍耐力を試しているんですね。


だから親の限界がくるまで言うことを聞きません。

どの子も必ず親を怒らせるようなことをします。

とはいえ、「いけないことはいけない」と
きちんと伝えなければいけません。


よく、「叱る」はいい、「怒る」はダメ、と言いますが、
カーッとなった時に区別なんかできないものです。


そもそも怒ってはいけないのか?
私はそうは思いません。


お母さんも人間だから感情がありますし、
子どももわざわざ嫌なことをしますから。
爆発するな、というのは無理な話です。


でも、お子さんが、なぜそういうことをしたのかは、
確認する必要がありますね。


たとえばガラスの置物があったとします。
お子さんが、キラキラするから気になって、
手を伸ばしたら壊してしまった。


そこで、頭ごなしに怒るのではなくて、
「キレイだから触りたかったんだね」と理解してあげる。

「次はこうやって触ろうね」といったように、
手段を教えてあげる。
そうしたら、同じ失敗はくりかえしません。


大人にとっては“いたずら”かもしれないけど、
子どもにとっては、“チャレンジ”“冒険”なんですよ。


そこで、「なにやっているの!」「まったくダメな子なんだから!」
と言ったように、頭ごなしに怒ったり、人格を否定することが
くりかえされると、子どもは冒険をしなくなってしまいます。


よかれと思ってやっていることなのに、
自分を否定されたと受け止める。

お母さんは否定しているつもりはなくても、
その積み重ねが、
自分はなにをやっても否定されるんだという学習になっていく
んですね。


だから、なんでそういうことをしたのか、
理由を聞いてあげてください。

お母さんも、一生懸命家族のために夕飯をつくったのに、
「なんでこんなまずいものつくったんだよ?」と言われたら悲しいですよね?


自己否定が積み重なると、
子どもは結果的に「いい子」になっていきます。


お母さんにとっての「いい子」は
「言いなりになる子」
なんです。躾のできた犬みたいなものですね。


でも、
親から見ていい子は、けっしていい子ではありません。
非常に危ないです。


お母さんが怒るから、お母さんの機嫌が悪くなるから、
自分のやりたいことを抑えるわけですが、我慢できなくなる時が来ます。
だいたい中学2年生くらいの時ですね。

その時になって、本当にいい子だったのか、
いい子を演じていたのかがわかるんです。


子どもは怒られたことを覚えています。

なかには、記憶にふたをして、
一見忘れたように見せかける子もいます。


小学生のころの記憶が全然ない、
という中学生に会ったことがあります。

その時期の記憶が一切ないそうです。
でも、潜在意識では覚えているから、ことあるごとに、
“生きづらさ”として出てくるんですよね。


だから、覚えていないから、平気、ということはありません。


怒らなくてはいけないときももちろんあります。
それは、基本的な生きていくルールを破った時です。

「人を傷つけたとき」と「自分のために嘘をついたとき」とかですね。
嘘をつく場合も、相手を思いやって、言わずにいた、とかね。
自分の利益のためにつく嘘はいけません。
基準は「愛」と「思いやり」です。


こんな話を聞きました。
あるお母さんが中学生の娘さんに、
「なんであなた嘘をつくの?」と聞いたら、
「それが大人になることでしょ」って答えたそうです(笑)


お母さんだって嘘をついているでしょ、ということです。


子どもが何かしたら、
腹を立ててしまうかもしれないけど、
たいていのことは怒らないくてもいい場合がほとんどです。


たとえば、子どもが何度言っても片付けをしなくて、
カッとなりますね。

お母さんからしたら、
ただちに片付けてほしいわけだけど、
子どもとしては、おもちゃに囲まれて幸せな時間を過ごしているわけですね。


楽しんでいるのに、それを瞬時にやめろと言われているわけです。
それって悲しくないですか?
おもちゃに囲まれて子どもが寝ていたらダメなんですか?


徐々に片付けるとか、
時間を決めて、自分で納得いったときに片付けるとか。
お母さんからしたら邪魔、ということなんですよね。


こんな話があります。
ある時、カーッとなって、
小学生のお子さんにきつくあたってしまったお母さんがいました。


お母さんは、その直後に、
「あ〜、せいせいした」って言ったそうです。

それで、娘さんに、「ごめんね、いろいろ言っちゃって」って言ったら、
娘さんは、「お母さん、どうだった?」って聞きました。

そこでお母さんは、「すっきりしたわ〜」と言うと、
娘さんは、

「そうでしょ、だったら私はお母さんの役に立ったということだよね。よかったわ」

と、言ったんだそうです。


お母さんの役に立ったと言える心


この場合は、トラウマにはならないです。
自分を否定されているのではなくて、
感情をぶつけられているだけだから。


このお母さんは、
子どもを感情のはけ口にしていることを認めて謝っています。

たまたまイライラしていたから、
怒ってごめんね、でいいんですよ。



また、「あんたのためを思って」は余計なお世話です。

本当はそんなこと思っていないでしょう、
お父さんとケンカしてイライラしているんでしょう、
隣のおばさんと言い合いになったんでしょう、って、
子どもは見ていますよ。


それを子どもにせいにするから、
「嘘つき!」ってなってしまうんです。

何をやっても自分のせいになるなんて、子どもとの関係は悪化します。


自分の失敗を人のせいにして、言い訳する人って、
職場にもいませんか?

まさにそういう状態なんですね。
生き方として美しくないですよね。


子どもはそういうのが嫌いなんです。
責任のとれない大人ですからね。

責任のとれない大人が、
子どもに責任をとらせようとするんですよ(笑)
こんな矛盾はないですよね?


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いかがでしたか?

子どもを持つ親御さんとしては、
たくさんの気づきがあったのではないでしょうか?

次回、2/4の後編では、

「子どもと親の相性は合わないのが普通」
「兄弟でえこひいきはしかたない」
「どんな怒り方だったらOKか?」

など、ますます気になるお話を
池川先生に解説していただきます。


次回もお楽しみに!







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