禅僧

こんにちは。
フォレスト出版編集部の寺崎です。


最近、書店でお坊さんの本をよく見かけます。
ベストセラーもたくさん出ているようです。
昨年末亡くなられた酒井雄哉さんを筆頭に、禅宗の枡野俊明さん、
若い女性にも人気の高い小池龍之介さん、などなど。

お坊さんの本だからテーマは
「仏教」というフィルターを通した
「心」の問題が中心のようですね。


「心の時代」


こんな風にいわれてずいぶん経つ気がしますが
日本人の本来のルーツである宗教に帰ったり
禅やヨガへの関心が高まったりしている現象は
まさに「心の時代」のあらわれ。

この流れは3・11以降、加速しているように感じます。


先日、あるパーティに参加したときに
丸テーブルで隣あった方と名刺交換をしたら
「あ、フォレスト出版、知ってます!
フォレストさんの本って、イケイケですよね!」
と言われました。


うーん、たしかに数年前までは
イケイケのオラオラ系だったかもしれません。

「でも、最近は時代の趨勢に合わせて
いろいろと方向性を模索してるんですよ。
あ、そうそう、たとえばこの新刊ですけどね・・・」

とカバンから取り出してお見せしたのがコレ。


荒了寛・著
『こだわらない とらわれない』

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これぞまさしく
冒頭に述べた「心の時代」の1冊といえるでしょう。


著者の荒了寛さんは天台宗のお坊さんです。
現在86歳。


ハワイに渡って40年。
檀家なし、寺なし、お金なしという状況から
現在ではハワイの日系人社会の重鎮として
また、日本文化を伝える存在として
ハワイ全土に広く知れ渡るようになりました。

2011年には宗教家としては異例の
「外務大臣賞」を授けられた凄いお方なのです。


そんな荒さんですが
ハワイに渡って、檀家なし、寺なし、お金なしで
それこそお子さんの給食費が払えないときもあったそうです。


食いつなぐために、やむをえず始めたのが
仏画を描いて売ることでした。

それはそれは苦労の連続だったそうです。


でも、実際にお会いすると
そんな苦労や悲壮感をまったく感じさせないどころか
むしろこちらの悩みや苦しみをユーモアで受け止めて
やさしく抱きしめてくれるような
おおらかなオーラに溢れています。


そんな荒さんの人柄が表れた、荒さんらしい
荒さんご本人による、短く、シンプルな言葉、名言の数々が
本書には収録されています。


なかでも私が好きなのはこの一節。

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苦しみがなくなるのではない
苦しみでなくなるのだ
(本書26ページより)

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「苦しみ」を「苦しい」と感じるのは自分の心。
だから「苦しみ」だと捉えないで
心をポジティブに変換していけばいいんだよ。

自分はこのように解釈しています。


考えてみたら、直面する物事に対して
「苦しい」「悲しい」「嬉しい」と決めつけるのは
自分の心しだいですよね。


たとえば
「彼氏(彼女)にフラれて悲しい」という状況も
眺める角度によっては
「新しい出会いのチャンスが無限大に広がった」
と捉えることもできるわけです。


おまけにもう一つ、好きな一節。

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まっすぐな木はまっすぐ使え
曲がった木は曲がったまま生かせ
(本書161ページより)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

親が子供に対して。
上司が部下に対して。
先生が生徒に対して。

さまざまな関係性において使えそうな言葉です。



「なんでテメエ、こんなこともできねえんだ!」
と怒鳴る前に一呼吸置いて・・・
「曲がった木は曲がったまま生かせ」と唱える。

ついつい人は曲がった木をまっすぐにしようとしたがります。
でも、人間はそうそう一朝一夕に変わることはできません。
だったら、その子供、部下、生徒の
曲がった部分を活かせばよいのです。


じんわりと心に染み込む
荒さんの言葉がつまった『こだわらない とらわれない』
ぜひ、書店で見つけたらお手に取って眺めてみてください。


最後までにお読みいただき
ありがとうございました。


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