こんにちは。
フォレスト出版インターンのKです。
突然ですが質問です。
あなたは、普段使う言葉を意識したことがありますか?
普段の言葉と言っても、雑談や文章を書くこと、
敬語やセールストークでもありません。
何かを考えたり、何かを思ったりするときに
あなたの心のなかで自分に語りかける言葉です。
実は、この言葉。
あまりに些細なことで気づきにくいのですが、
1日に何万回もの頻度で使われているのです!
雑談などの口にする言葉と
比べてどうでしょう?
その量は
比べものになりませんよね。
人生をより良くしたいと思ったとき、
私たちは、普通、雑談や文章を書くことといった
聴覚や視覚を活用したわかりやすい言葉を改善します。
でも、使う頻度を考えてみると、
自分に語りかける言葉を改善してみるのも、
なかなか効果がありそうだと思いませんか?
実際、自分に語りかける言葉を変えることは
あなたに大きな変化をもたらします。
その方法は「アファメーション」と呼ばれ、
多くの人の人生を変えてきました。
今回は、その一部を
新刊『「言葉」があなたの人生を決める』から
ご紹介したいと思います。
『「言葉」があなたの人生を決める』
苫米地英人・著
マーク・シューベルト・監修
1400円+税
◆目次
第1章 人生のゴールを設定する
第2章 あなたの人生を一変させる「言葉の法則」
第3章 自己イメージとブリーフシステムを変える方法
第4章 ゴールを脳にプログラミングする方法
第5章 あなたをゴールへ導くプログラム
◆ネガティブな言葉ばかりを使っていると……
心のなかで自分に語りかけることを
セルフトークと言います。
先述したとおり、
セルフトークは1日に何万回という頻度で行われています。
人は21日間同じことを
続けていればそれが習慣になるといいますが、
1日に何万回も繰り返されるともなれば、
もう習慣どころではありません。
もし、あなたが
悪いセルフトークを繰り返してしまうようであれば、
それは悪い習慣と同じように
あなたの現実を蝕んでしまいます。
悪いセルフトークとは
「高望みしてはいけない」
「自分には無理だ」
などといったネガティブな言葉で
自分自身に語りかけることです。
例えば、
「自分は英語ができない」
という独り言を繰り返したとします。
その結果はどうなると思いますか?
結果はこうなります。
ネガティブなセルフトークを繰り返すことで染み付いた
英語ができないという自己認識に引っ張られて、
英語を学ぶ、苦手を克服するという選択肢が消去され、
英語ができるようになろうとしなくなってしまうのです。
このように悪いセルフトークは、
成長の機会を奪ってしまうのです。
◆存在を知ることが大きな一歩、スマートトーク
悪いセルフトークを改善するには、
良いセルフトークで上書きすることです。
この良いセルフトークをスマートトークと言います。
簡単に言ってしまえば、
ポジティブな言葉で自分に語りかけてしまえばいいのです。
なんだそんなことか、
と思ってしまうかもしれません。
でも、普段気にも留めない些細なことが
自分に大きな影響を与えていることを
知ることができたというのは
すごいことだと思いませんか?
「私は優秀だ」
「私には簡単なことだ」
「私がチャレンジすれば最善の結果が出る」
スマートトークでは、このようなポジティブな言葉を
自分に語りかけます。
このスマートトークが繰り返されると、
悪いセルフトークをしたときと逆の反応が起きます。
悪いセルフトークのときに用いた英語の例で言えば、
「私は英語ができる」とポジティブなセルフトーク
を繰り返していれば、自然とその言葉に引っ張られて、
英語ができるようになる選択肢を選び、
その行動をとるようになるのです。
つまり、
ポジティブな言葉を自分に繰り返し語りかけることで、
ポジティブなイメージが定着し、あなたが何か選択や行動をする度に潜在意識が働いて、そのイメージ通りになるように働きかけるのです。
◆セルフトークをする上で大切なこと
著者の苫米地英人さんは
スマートトークをする習慣づける秘訣をこのように語っています。
あなたは、これからしばらくの間、自らにどのように語りかけているのか、自分のセルフトークを注意深く監視してください。そして、そのときどきのセルフトークから、さげすみ、皮肉、嫌味、敵意、自分や他人に対する過小評価など、ネガティブな言葉をすべて排除するように努めてみましょう。(本書P134)
とくに、「私はいったい何をやっているんだ」とか「どうしてこんなにバカなんだ」といった否定的なセルフトークは絶対にしてはいけません。(本書P134)
もし、自分に対していまいましい感情を持ってしまった場合には
「私らしくない」とか、「これはいい経験になった」
というように考える。
また、スマートトークの内容としては、
他人に対する肯定的な評価や自分に対する肯定的な評価
といったポジティブなものが効果的で、その際には
先にご紹介した「私は優秀だ」や「私には簡単なことだ」。
また、「私はよくやっている」
などといった言葉を投げかけるといいそうです。
兎にも角にも
何事にも肯定的な言葉で自分に語り続けること
が大切ということですね。
◆おわりに
ここまできても、
やっぱり簡単すぎて本当に効果なんてあるのか
なんて思っちゃいますよね。
でも、誰もが気づきそうで気づかない
小さなことだからこそ、
そこに気付いて実行することが
とても大きな結果につながる
可能性を持っているとも思えませんか?
それに、
いまからネガティブなセルフトークをして
可能性を狭めるなんてもったいないです。
結果はもう出ています。
あとはあなたが実践するだけ。
まずは
「これでより良い人生を手に入れる」
そんなポジティブなセルフトークをしながら
より良い人生を切り開いていってはみませんか?
今回は「アファメーション」の
基礎の基礎となるセルフトークをご紹介させていただきました。
本書には他にもアファメーションに関する知識や技術、
そして、アファメーションが効果を発揮する理由が詳しく書かれています。
ぜひ書店でみかけたら、手にとってご覧になってください。
▼本日ご紹介した書籍はコチラ
『「言葉」があなたの人生を決める』
▼過去の新刊情報局はこちらから
『自分の才能の見つけ方』(本田健)
http://forestpub.com/archives/52120036.html
『稼ぎが10倍になる「自分」の見せ方・売り出し方』
(野呂エイシロウ)
http://forestpub.com/archives/52118534.html
『日本人のためのKindle入門』(松宮義仁)
http://forestpub.com/archives/52115293.html
『学校では教わらなかった人生の授業』(木下晴弘)
http://forestpub.com/archives/52113514.html
『話す力を身につける本』(福田健)
http://forestpub.com/archives/52111895.html

ポチっと応援お願いいたします!
