こんにちは。
フォレスト出版SMチームリーダーのツユキです。


さて、前回は写真という観点から、
アメリカ大統領選に出馬予定のオバマ氏・ロムニー氏の
フェイスブックについて分析しましたが、
今回は発言内容という視点で見ていこうと思います。

▼前回の記事はこちら
http://forestpub.com/archives/52071743.html


さて、この記事で言いたいことは、


「発言には、見ている人が
 コメントできる“余地”を残した方がいい」



ということです。


たとえば、オバマ氏はこんな投稿をしています。



オバマ氏の投稿_1



発言内容は、たった一言。
「Summer(夏です)」

皆さん、これに対して、どう感じるでしょうか?

単純に夏という感じの写真ではありませんよね。
でも、なぜオバマ氏はただ「夏です」とだけ投稿したのか?

もし、好感度を上げたいなら、
「今日は休日だったので、子どもと遊びました」
なんて投稿をしていいわけです。

しかし、それだと露骨すぎますし、
冷たい言い方をするなら、ただ
「あぁ、そうですか」と思われても仕方ありません。
それだとコメントつけにくいように思われます。

しかしながら、あえて「夏です」という、
情報が不足した投稿をすることによって、
思わず見ている人が「いいお父さんですね!」とか、
情報を勝手に補完したくなる心理が働くのです。

そして、このように見ている人に「いいお父さんですね!」
と書かせることには大きな意味があります。


心理学的に考えて、自分自身で
「いいお父さんですね」と書いた相手に
悪い印象を持つことは難しいでしょう。
(行動と心理の一致)


オバマ氏がそこまで考えているかはわかりませんが、
相手からポジティブなコメントを引き出すことで、
無意識レベルで、評価を良くしていることがわかります。

いずれにしても、ソーシャルの世界においては
コメントしてもらうというのは重要なファクターです。

ですから、簡潔な文章だけ投稿して、
「相手がコメントをつける“余地”を残す」
ということは非常に重要です。

つまり、お笑いでいうところのボケのように、
相手にツッコませる余裕を持つことが
ソーシャルメディアにおいてコメントが集まる秘訣なのです。

また、オバマ氏の投稿は、見ている人に対して
質問を投げかけるような投稿があるのも特長です。




では、一方のロムニー氏の投稿を見てみましょう。



ロムニー氏の投稿_1


コメントの意訳
「オバマ大統領はネガティブキャンペーンで
 私たちを誤った方向へ導こうとしているが、
 そんなことで我が政党の政策は失敗しない」


まず、文字量が全然違うわけです。
そして、これだけで完成された文章になっています。
しかし、それゆえにツッコめる余地はあまり多くありません。

共感し、コメントしようとしても、
「そうだ!そうだ!」とか「がんばれ!」といった
コメントしかつきそうにありません。

完成された文章、内容は
ソーシャルメディアの世界においては、
あまり好ましいものではありません。

それならば、短く、簡潔にツッコみどころがある
文章を書いた方が良いと覚えておいて損はないでしょう^^


しかも、実際にロムニー氏のこの投稿についた
コメントを見てみると、ロムニー氏に対して、
否定的な意見を持ったコメントも非常に見受けられます。

これは、ロムニー氏がオバマ氏について
批判の意を込めて、ツッコミを入れたわけですが、
こちらがツッコミを入れてしまうと、逆に
見ている人にツッコミを返されてしまうリスクがあります。

これは投稿に限った話ではありません。
他の人の投稿に対するコメントでも否定的な
コメントをつけるのは、あまり得策だとは言えません。

そういったコメントは、ソーシャルの世界における
あなたの印象・評価を決めてしまう恐れがあるからです。

もちろん、自分の意見を偽れば良いという話ではありません。
ただ、むやみやたらに相手の投稿に対して、
敵対するようなコメントをつけるのはあまり良くないでしょう。

なぜなら、ソーシャルメディアの世界自体は
パブリックではありますが、相手の投稿は、
相手のスペースであるということを忘れてはいけません。

もし、相手と異なる意見があるならば、
改めて自分のスペースに、批判意見ではなく、
自分の意見として発言し、周りの人に見てもらうべきでしょう。


多くの意見が飛び交うソーシャルメディアではありますが、
意見を押し付けるのは、リアル世界の人間関係同様、
好まれないということは忘れないでください。


あなたは、人気者のボケ役になりたいですか?
それとも、近寄りがたい厳格なツッコミ役になりたいですか?


ソーシャルメディアは、ただ一方的に意見を述べれば
よい場ではありません。相手が発言する
余地を残してあげるのが非常に大切なのです。


あなたのメディアが、あなたばかりが話す
“1人漫談”にならないように心がけたいものですね^^

 






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