こんにちは。
フォレスト出版の長倉です。


本日と明日の2回にわたり、
日本一売れているFacebook入門書
『日本人のためのフェイスブック入門』の著者であり、
ソーシャルメディアの第一人者
松宮義仁先生のインタビューをお届けします。


松宮義仁氏


松宮先生は、
ブログ・メルマガ・ミクシィ・ツイッターと
日本のソーシャルメディアの潮流は
すべて網羅してきており、実践の中で培ってきた
ノウハウを、フェイスブックに応用して、
わかりやすく伝えるセミナーや講演会が現在大人気!

そんな松宮先生に今回は、
この1年のソーシャルメディアの盛り上がりについてや
フェイスブックのすごさについて聞いてきました。


インタビューワー:
長倉顕太(フォレスト出版マーケティング部部長)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


長倉:
『日本人のためのフェイスブック入門』を
松宮さんに書いていただいて、
その後もフォレスト出版も
フェイスブックに力を入れていきました。
「1年間のフェイスブック三昧」と言うといいすぎですが
本もスマートフォン絡みも含めて
4冊出版されましたよね。松宮さんはこの1年間を
ふりかえってみてどうでしょうか?


松宮氏の書籍


松宮さん:
『日本人のためのフェイスブック入門』
の発売とほぼ同時に、
映画「ソーシャルネットワーク」の公開が始まりました。
  
あの時点ではやっぱり映画が大ききかったですね。
あの映画によって「フェイスブック」という
キーワードが日本で知られることになった。
フェイスブックが流行ったきっかけの一つでしたよね。

その一年前にツイッターが流行ったときもそうでしたが

実際ユーザーが増える前に、
まず単語やキーワードが世に広まるのです。


この映画のあとそのままドーン!
と広がっていくかなと思ったんですけど、
一時ちょっと停滞した感じがありました。
しかし、この1〜2カ月前あたりから、実際に一般の人も
フェイスブックをやり始めた実感があります。


映画「ソーシャルネットワーク」


私は仕事で地方に行くことも多いのですが、
ファミレスとかに入ると、
若いカップルとかが、料理の写真を撮っていて、

「あっ、フェイスブックにアップしなきゃ」

とか言っているんですよ。
既に首都圏以外でも利用者が増え続けていて、
かなり一般の人にも浸透してきているな、と思います。


長倉:
現状のユーザー数ってどのくらいなのでしょうか?


松宮さん:
正式なユーザー登録者は、
まあ600万人ぐらいだと思います。
ただ、フェイスブックページは、
フェイスブックやってない人でも見ることができ、
そのアクセス数はもう1千万を超えています。
つまり、ミクシィとかツイターとそんなに
遜色ないところまできていると言えます。


長倉:
なるほど。世界的に見ればフェイスブックは
ユーザー数1位で、8億人とかですよね。


松宮さん:
そうですね。


長倉:
ということは、日本も今の600万人ではなく、
まだまだ行く可能性があるということですね。


松宮さん:
そうですね。まだまだ伸びますよ。
今こそ、「『日本人のためのフェイスブック入門』が
出たら売れるんじゃないかな」と思います(笑)。
それぐらい初心者が増え出しているなと感じます。


『日本人のためのフェイスブック入門』松宮義仁・著


長倉:
いや、それが、今けっこう売れているんですよ。
この本は、昨年の9月に松宮さんから
「フェイスブックの本を書きたい」という
お話をいただいたんですよね。
どうしてそのとき「フェイスブックが来るな」というのが
わかったのですか?



松宮さん:
それまでミクシィ、メルマガ、ブログ、ツイッター等
いろいろと試してきた中で、
私が欲しいなと思っていた機能の全てが
「フェイスブック」にあったというところです。
この凄さ・便利さは使えば必ずわかる。
だから、フェイスブックは広まっていくだろう、と。
特に「いいね!ボタン」ですね。
これは当時から今に至るまで、全然他の
ソーシャルメディアには真似もできないものです。

私も本ずっと出しているからわかりますが、
やっぱり本は誰かに紹介してもらわないと
売れないんですよね。
ただ本を紹介してもらうことの難しさってあるんですよ。

私の1冊目は、2008年に出版した
『A6ノートで思考を地図化しなさい』です。


『A6ノートで思考を地図化しなさい』松宮義仁・著


この本はいろいろな人に紹介してもらえたお陰で、
アマゾンランキングで1位になることができました。
でも、次に出した2冊目が2位、
3冊目が3位になり、だんだん下がっていきました。

やっぱり何回も本を
紹介してもらうのって難しいわけです。

だからこそ、色々なことを試しました。
たとえば本をこちらで購入して、
書評ブロガーっていう人に郵送して送ったりしました。
でも、なかなかうまく紹介してもらえない、
どうやったら紹介してもらえるのかな、
ということをずっと考えていました。

そんなとき、フェイスブックの
「いいね!ボタン」のことを知ったんです。

「フェイスブックだと紹介してもらわなくても、
『いいね』って押してもらえば、
それが口コミで回る(ニュースフィードに流れる)」

この仕組みを知って、
「あっ、もう紹介さえしてもらわなくていい。
ボタンさえ押してもらえばいい」
んだなと。
紹介してもらうコツって、紹介しやすい仕組みを
作るっていうことなんですよね。

よくお店とかで「ご紹介者カード」とか
作ったりするじゃないですか。
そうすると紹介するほうは、特に説明しなくて、
「そのカードだけ渡せばいい」という仕組みなんです。

フェイスブックだとそれすらもいらない。
ただ、「いいね」って押してもらえばいい。
「いいね」がたくさん集まれば、
かってに広がっていくっていう考え方ですよね。
フェイスブックを作った人って頭がいいなと思いました。

インターネットってもともと口コミの為に
あるところがあるじゃないですか。
どうやって多くの人を巻き込んで、
口コミを起こすのかって。
そして口コミを起こせるシステムがあれば、
必然的にみんなが入ってくるだろう
っていう考え方だと思うんですよね。
それが用意されていたのが
フェイスブックっていうとこですね。


長倉:
フォレスト出版も
インターネットのマーケティング的なところで、
いろんなことをやってきて、
最初はなんかメルマガとかでガンガンやってきました。
主にメルマガを活用して、それによって
売れる時代があったけれど、
メルマガもなかなか効かなくなってくる。
次に長いセールスレター書いて、
じゃあ次はブログ、ツイッターやって……
みたいな流れがあったんですけど、
その中でやっぱり僕なんかが感じたのは、
お客さんの慣れ、冷めた感覚です。

たとえばどんなにいいセールスレター書いても、
だんだん「またか」みたいな感じになってくる。
じゃあ次はお客様の声とか取って掲載すると、
「まあ知り合いとかそういう声を取っているんだろう」
という感じを受ける。

要するに今の時代、企業側からの広告とか
メッセージをみんな信用しなくなってきた


というのがあるのかなと感じたわけです。
だからテレビ広告も新聞広告も
効かなくなっているのかなと。


松宮さん:
そうですね。


長倉:
そんな時代だからこそ、
フェイスブックの「いいね!ボタン」が象徴する、

「知り合いがオススメしているもの」

ということが大きいと思っています。
松宮さんのご専門のインターネットビジネスで
そういった変化は、やっぱり感じたりされますか。


松宮義仁氏インタビュー


松宮さん:
インターネットの「紹介」における1つの仕組みで、
アフィリエイトがあります。
一時流行ってから、今もまだ
やっている方はたくさんいらっしゃいます。
私も昔やっていました。仕組は簡単で、
自社の商品売るときに、
アフリエイターの人にお金(広告費)を払って、
他で紹介して売ってもらうんです。

でもある時期から
「お金で紹介してもらうと、なんかそこで終わってしまう」
ということをずっと感じていたんです。
もちろんお金出せば紹介してくれますよ、広告なので。
ただお金を出さないと
次は紹介してくれなくなりってしまいます、
もともと紹介してくれていた人でも。
それがあたり前でした。

でも「なんかこれちょっと違うのかな」という
心の引っ掛かりみたいのがありました。

このフェイスブックが始まってからは、
そんなことが変化してきたよう感じますね。
お金やインセンティブはなしで、
本当に紹介したい人に紹介してもらっている
っていう感じになっています。
そのほうがやっぱり「心がこもる」っていうのは
あるんでしょうね。


長倉:
そうですね。
その伝える人の本気度っていうのはやっぱり伝わると。



松宮さん:
そうですね。


長倉:
僕らも出版をやっていて、
やっぱり本気度という部分があると思います。
本で伝えているノウハウにやましさがあると、
それが絶対伝わって売れないんですよね。
きっと「売りたい」という
本気度が下がるのかも知れません。


松宮さん:
お金のために紹介している文章と、
ほんとうに応援したくて貢献したくて紹介してくれている
文章とでは、こもっている熱が違うんです。

やっぱり3.11地震ですね。
あのあと変わってきました、やっぱり。
この地震のあとから、やっぱりこう皆さん
価値観がやっぱり変わってきたってとこがあって、
よりそれに拍車がかかっているかもしれません。


長倉:
それは人が金銭的なものじゃなく、
心のつながりをみんなが認め始めたということですか。



松宮さん:
つながりとか助け合いとか、
けっきょく人はみんな助けられて生きてる
っていうものに気がつきましたよね。


長倉:
お金やメリットとかだけだと、
ムーブメントって広がっていかないですよね。
少し前の話になりますが、
僕が松宮さんに最初お会いしたのは、
井上裕之さんの本を売るときですよね。
このセミナーで一回名刺交換させてもらった
だけでしたが、井上先生の本が出るときに、
ほんとうに、無償の協力していただいた。
井上先生のアマゾンキャンペーンに、
松宮さんのファンに自らの特典に付けたりとか
しながらほんとうに、ほんとうに無償で
提供してくれていたんですよね。
今でもほんとうにありがたいと思っています。

松宮さんの人間力があったからこそ、
誰よりも早くフェイスブックのよさとかに
気づいたんじゃないかなって、
そういうふうに僕は感じています。
ほんとうに4冊も本を書いてもらって、
1冊目は10万部超えたし、
結果は出たかなとは思っています。
フェイスブックの本を出してからって、
何か変わりましたか?


松宮さん:
自分ではあんまり実感しないんですけどね。
まあそういうふうには見られますね。
やっぱり「フェイスブックの松宮さん」
って思われるようになってますね。


長倉:
今後は、やっぱり
「フェイスブックからソーシャルへ」
というところですか。



松宮さん:
今は「ソーシャル人」というふうに活動しています。
実際フェイスブックを中心にツイッターとか
グーグルプラス、あとブログをやっています。
「KLOUTスコア(クラウトスコア)」
ってあるじゃないですか。
つい最近、意味づけが変わって、フェイスブックの
ウェイトがだいぶ上がったんですよね。

※ KLOUTスコアはソーシャル全般の影響力をあらわす数値

なので、フェイスブックで頑張っている人の数値が
ガッてみんな上がったんですけど、
私の数値は今、81なんですよ。
はい。もうアルファーブロガーとかコンサルタントって
いっぱいいるじゃないですか。
それ全部抜いちゃったんですよね。なので、
この1年間の活動の成果が出たなという感じです。


松宮義仁氏_2


長倉:
僕らも松宮さんのアドバイスいただきながら、
フェイスブックページやっていて、ほんとうに
地味な活動をひたすらやる感じじゃないですか。
はっきり言って、それで売上がすぐつくわけではない。
そういう中で、だから意外とビジネスまで
つなげるまでやれる人って
僕はけっこういないんじゃないかって思います。



松宮さん:
そうかもしれません。
やっぱり続かないんですよね。
結局目に見えないので、
まあ一緒ですね、成長曲線というのと。
成長曲線は、成長した後、ある一定期間停滞期が続く
あるときにグッとブレイクポイントを迎えるんです。

ブレイクポイントは誰にも見えない。
だからやめてしまう。

たとえば、今は本を読んでいると
「評判経済」や「信頼経済」という言葉が
よく出ていますがみんなわかっているつもりで
わかってないですよね。本当にわかっていれば、
コツコツ続けられます。コツコツと情報を出して、
無償の奉仕みたいのをしていくと、
信頼残高が貯まって、引き出そうと思うと
一気に引き出せるっていう状態ですよね。
それはみんな頭ではわかっているけど、
できてないっていないのです。

でもそれでもやっぱり昔に比べたら、
あたり前の考えになって来ましたね。
本当に半年、1年
コツコツやるだけで結果が出るので。


長倉:
そうですね、たかが1年くらいですものね。



松宮さん:
昔だったら3年間丁稚奉公とか、
そういう話じゃないですか。
そっちのほうが、よっぽど大変なことですよね。

今なら1日2時間とか3時間ぐらいでもいいので、
コツコツ情報を書いて公開する。
それぐらいやるだけで半年後、1年後に結果が出て、
1年間頑張るだけで日本一になれちゃうんですからね。
やり続けた私の場合は、今のクラウトスコアだと、
私の上にはAKBぐらいしかいません(笑)。
あのソフトバンクの孫さんも抜いてしまいました。


長倉:
凄いですね。


松宮さん:
孫さんは「81」です。
フォロワー150万人ぐらいいても
私のスコアの方と同じなのです。
そして、その他のほとんどの芸能人とか
著名人は抜いてしまいました。

それだけフェイスブックの影響力って
すごいってことでしょうね。
それ計算してもすごいってことなのです。
クラウトスコアは、本人に「いいね!ボタン」を
押してくれた人の影響力っていうのも
含まれているんですよ。
だから自分の母数だけ増やしてもだめなんです。



長倉:
自身の影響力だけじゃなく、
回りにも影響力をもった人がいないといけないと。



松宮さん:
そうなんですよ、つながらなきゃいけない。
そういう意味じゃ今年1年間の私の活動実績は、
本当にフェイスブックを使える人を
育ててきたっていうことです。それの証として、
私のクラウトスコア数値が上がっているのです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


インタビューは明日に続きます!
お楽しみに!






1位目指してがんばってます!
ポチっと応援お願いいたします!






小川麻琴さん_b_300x250